ここではAll Aboutが募集している「人生で最も値上がりした株」のエピソードから、実際の成功体験をご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(56歳)、次女(25歳)
居住地:愛知県
雇用形態:派遣・契約社員
世帯年収:本人700万円、配偶者900万円
現預金:2億円、リスク資産:1億円
■リスク資産内訳
日本株:1億円
「パルグループホールディングス株で23バガー達成、保有数は6400株」
投資歴は「17年」、日本株を中心に運用しているという60代の投稿者男性。これまで保有してきた中で最も値上がりした銘柄は、パルグループホールディングス<2726>だと言います。
最初の購入は「2009年5月」。「リーマン・ショックで市場が冷え込んだのをチャンスと思い、いろいろな会社を見て何となく面白そうな会社と思った」ことにくわえ、「株式を紹介する雑誌に『明らかに売られすぎ』とのコメント」があり購入を決めたとのこと。
その後、「購入した800株が株式分割で1600株、3200株」と増えていき、16年経った2025年5月後半の投稿時点で保有株数は「6400株」に。株価も4000円(2025年9月の分割前)を越えたことで「元本115万円程度が2730万円にまで」増えて見事「23バガー」を記録したとあります。
「23バガー後も全て保有のまま。時間をかけてゆっくり熟成の機会を待つ」
途中、株価の変動などで気持ちが揺れたことがあったか、という質問には「東日本大震災、コロナ禍では大きく下がったが、ある程度現金の持ち合わせがありあまり気にならなかった。ただ気にしたのは会社の倒産。浮き沈みはあったが倒産が出なくてよかった」と投稿者。もともと「長期保有の考えで銘柄を選び購入しており、あとは配当が安定的に入れば良しとする。煩雑に売り買いすると手数料、税金がかさむのでやらない」スタンスのため、値上がり後のパルグループホールディングス株も「全て保有のまま」。
ただこれまでの投資行動については「やや後悔」している部分もあるそうで、「コロナ禍に株を購入すべきであった。投資する元金はあった」と振り返ります。
それでも、投稿時点で保有している株については、「元本が約3500万円で現在の評価額が約1億2500万円。(投資歴)17年間の配当手取りの累計は2000万円」となっていて、「家賃を配当で支払えるようになり、多少なりとも家計に余裕ができた」と満足のいく成果が出ている様子。
「ただ投資には我慢が必要。短期決戦で投資成果を出せる人は少ない。自分のような凡人は時間の助けをかりてゆっくり熟成の機会を待つ事を学んだ。投資タイミング(を見極めること)と時間をかければ資産が減る事はない」と経験談を語られていました。
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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします