マネーtips!お金持ちになるための365日

株価高騰で16倍も「1000万円超の儲けを逃した」金融資産9500万円・49歳女性が学んだこと

All Aboutが募集している「人生で最も値上がりした株」から、所有していた株が最大で何倍にまで上がったのか、いわゆる「バガー(倍)株」の実体験を見ていきます。今回は東京都に住む49歳女性のエピソードです。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

...続きを読む
株で「大きく増えた!」という話はよく聞きますが、どんなきっかけで、どのように銘柄を選び、どこまで保有していたのか、といった個人のリアルな背景まで知る機会は意外と少ないかもしれません。

ここではAll Aboutが募集している「人生で最も値上がりした株」のエピソードから、実際の成功体験をご紹介します。

回答者プロフィール

女性
年齢性別:49歳女性
同居家族構成:本人、夫(49歳)
居住地:東京都
雇用形態:正社員
世帯年収:本人1100万円、配偶者の年収は不明
現預金:1500万円、リスク資産:8000万円

■リスク資産内訳
投資信託:5200万円
株式:2000万円
など

「レノバ株で16バガー達成、保有数は2000株」

投資歴は「約30年」、投資信託や株式を中心に運用しているという40代の投稿者女性。

これまで保有してきた中で最も値上がりした銘柄は、レノバ<9519>とのこと。

最初の購入は「2017年4月」。「当時デイトレード銘柄で注目されていた」ことにくわえ、「社長が同年代だったこと、再生エネルギーという地に足がついた事業内容に共感できた」ことから「1株1545円で500株」の購入を決めたそうですが、「購入後に株価が下落した」ためしばらく塩漬け状態だったと言います。

しかし「その後株式分割により、保有株数が2000株に。ESG(環境や社会に配慮する企業)銘柄としてアベノミクスの恩恵を受けて」株価は急騰。

そして大きな節目となったのが、「初回購入から5年後の2021年9月」。この時の株価が「1株6390円」で保有株数は「2000株」。「元本77万円が1280万円に」増えて、見事「16バガー」を記録したとあります。

「金融業界勤務のため売買できず、その後に株価も急落」

途中、株価の変動などで気持ちが揺れたことがあったか、という質問には「10倍を超えた頃から売りたくてたまらなかったです。ただ値上がり当時、金融業界に従事したことから、会社の内規で個別銘柄の新規売買が禁止されており、塩漬けにせざるを得ないことが残念でした」と投稿者。

結局、「配当性向に不安があったこともあり、転職したタイミングで全て売却」したのが「2025年3月の権利獲得後」。この時の株価はすでに1株「610円で、利益は45万円程度」だったそう。

「赤字にはならなかったものの、1000万円を超える儲けにはならなかったのが残念でなりません。金融業界に勤務するのも考え物です」と悔しさをにじませます。

しかしながら、この経験を通じて「正しく投資すれば資産は増えるということが自信になりました。そのため貯蓄よりも投資に重きを置いています」と投稿者。

ただし初心者なら「個別銘柄ではなく、投資信託に投資するのが間違いないと思っています。そのため周囲の人にもNISAや直販投信(販売金融機関を通さず運用会社が直接販売する投資信託。手数料削減などのメリットがある)など、投資信託の良さを伝えています」と語られていました。


※皆さんの人生で最も値上がりした株のエピソードを募集中です。エピソードの採用でもれなくAmazonギフト券3000円分プレゼント。応募はこちらから

ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/10/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます