現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住74歳男性のケースを紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(72歳)
住居形態:賃貸
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:900万円
現在の預貯金:1200万円、リスク資産:500万円
これまでの年金加入期間:国民年金120カ月、厚生年金420カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):18万円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金9万円
「年金と給与を合わせると月51万円を超える」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「現在仕事をしているが、年金と給与を合わせると月51万円を超えるので、(在職老齢年金による調整で)年金(の一部)がカットされている。保険料を支払って来たのに、権力によってカットされるのはおかしい」と不満を述べています。
ひと月の支出は「約20万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「働けるのであれば、毎日働く。それが生きがい」
現在は「パート教員として仕事を毎日」行って月30万円以上の収入を得ているそう。年金生活においても「働けるのであれば、毎日働く。それが生きがい」と投稿者。
お金のためだけでなく、働くことそのものにも意義を感じているようです。
「年金をカットするな」
とはいえ、年金生活においては「節約できる部分は節約する」姿勢を大切にしているとのこと。生活に支障のない範囲で、収入と支出のバランスを保つよう努めている様子です。
最後に、そうした生活の中で「年金をカットするな」と、改めて強く訴えておられました。
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