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わざわざ横浜まで食べに行きたくなる、ローカル外食チェーン4選|ハンバーグから町中華、回転寿司まで

横浜には、長年地元の人々に愛されているソウルフードを提供し続ける、ローカル外食チェーンがあります。わざわざ横浜へ足を運びたくなる、4つの外食チェーン店を紹介。

田辺 紫

田辺 紫

横浜 ガイド

神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドをつとめる。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。公式ガイドブログ「横浜ウォッチャー」でも「見て、聞いて、食べて」実際に体験した横浜情報を発信。

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特定のエリアに限定して店舗を展開するローカルチェーン。横浜にも長年、地元の人々に愛されているソウルフードを提供し続ける、ローカル外食チェーンがあります。その中で、横浜まで食べに行きたくなる4つの外食チェーンを紹介します(画像は全て筆者撮影)。
横浜まで食べに行きたくなる4つの外食チェーンを紹介

横浜まで食べに行きたくなる4つの外食チェーンを紹介

<目次>

横浜が誇るハンバーグ&ステーキレストラン「ハングリータイガー」

ハングリータイガー「オリジナルハンバーグステーキ」

ハングリータイガー「オリジナルハンバーグステーキ」

「横浜のローカル外食チェーン」と聞いて、横浜市民の多くが思い浮かべるのは「ハングリータイガー」ではないでしょうか。

ハングリータイガー」は1969年にハンバーグの専門レストランとして横浜市保土ヶ谷区で開業。横浜市を中心に神奈川県内で13店舗を展開しています(2025年9月現在。横浜高島屋 食料品フロア店は物販のみ)。
2019年にオープンした「横浜ハンマーヘッド店」

2019年にオープンした「横浜ハンマーヘッド店」

看板メニューは、つなぎを使用せず牛肉と塩のみでラグビーボール型に形成されたオリジナルハンバーグステーキです。

ハングリータイガーではチャコールブロイラー(炭焼き台)を使用し、炭火のみでハンバーグやステーキを焼いています。炭の火力は800~1000度。肉の表面を一気に焼きかため、おいしい肉汁を閉じ込めます。

ハンバーグがテーブルに運ばれてくると、目の前でスタッフが半分にカットし、ソースをかけてくれます。同社のホームページによると、ハンバーグをテーブルでカットして提供するスタイルの「元祖」だそうです。

ハンバーグにかけるソースは、ハングリータイガーのオリジナルの1種類のみ。付け合わせは皮つきジャガイモ、インゲン、ミックスベジタブル、ソテーオニオン。

タブレット注文やドリンクバーといったセルフサービスの要素がないところも、昭和のレストランの雰囲気を感じられるハングリータイガーの良さです。

店舗の場所、営業時間などは公式Webサイトをご覧ください。
URL:https://hungrytiger.co.jp/

そばの富士山盛りが代名詞の「味奈登庵(みなとあん)」

「味奈登庵」の代名詞となっている、富士山盛り

「味奈登庵」の代名詞となっている、富士山盛り

味奈登庵(みなとあん)」は1968年に創業したそば処。横浜市内を中心に17店舗を展開しています(2025年9月現在)。中区山下町にある総本店をはじめ、フルサービス店舗が5店、残りはセルフサービス型の店舗です。

「味奈登庵」の代名詞となっているのが“富士山盛り”。これは、「大好きな“つけ天”をいつか腹いっぱい飽きるほど喰いたい」という創業者の会社員時代の念願を実現させたものなのだとか。開業後、自社の麺工房をつくり、高く高く気高い日本一の富士山のごとく盛る、“富士山盛り”が生まれたそうです。
味奈登庵 本牧店はフルサービス店

味奈登庵 本牧店はフルサービス店

フルサービス5店舗では、もりそば(税込680円)を注文すると、値段はそのまま、つまり無料で大盛りや富士山盛りに増量できます(セルフサービス型店舗は有料)。麺の量は並盛り320g、大盛り550g、富士山盛り1kg。富士山盛りを注文した場合、一人で完食しなければならないルールとなっていますので、体調を整えてチャレンジしてください。

もりそばだけでなく、「つけ天」「とろろ」「横浜牛せいろ」などの冷たいそばのメニューは富士山盛りが可能です(温かいそば、一部メニューは不可)。

自慢のそばは、港南台店に併設されている自社工場で製麺されたものを、毎日各店舗に配送しています。だしは、昆布、鰹、宗田鰹、さばの本枯節でじっくり取りだしたうまみたっぷりの無添加天然だし。かえしは、厳選されたしょうゆ・本みりん・ザラメを2週間寝かせて熟成させたもので、天然だしと合わせさらに2日間寝かせてから提供しています。

店舗の場所、営業時間などは公式Webサイトをご覧ください。
URL:https://minatoan.com/

ニンニクが効いた絶品たんめんを提供する「横濱 一品香」

横濱 一品香の看板メニュー「元祖 絶品たんめん」

横濱 一品香の看板メニュー「元祖 絶品たんめん」

横濱 一品香(よこはま いっぴんこう)」は1955年、横浜の繁華街・野毛で、わずか3坪、カウンター9席から始まった中華料理店。創業の精神である、「一品一品に真心を込めて最高の味に徹しよう」のもと、改良を重ねながら独自のうまさのある「絶品たんめん」と中国家庭料理を提供し続けています。

横浜駅西口の相鉄ジョイナスや、ららぽーと横浜など、横浜市内を中心に13店舗を展開しています(2025年9月現在)。

看板メニューは創業と同時に誕生した「元祖 絶品たんめん」(税込990円)。創業当時、中国からニンニクの粉末を持ち込み、ジュースにして使うことで、現地の味を再現しています。

これを豚がら鶏がらでとったスープに加え、ニンニクのパンチを効かせています。麺は自家製の中太のストレート麺。卵感が強い麺を、毎日、職人さんがつくっています。野菜は、もやし、白菜、ニンジン、きくらげなどがたっぷり。甘くなるのでキャベツは使わず、白菜にこだわっているそう。

また、「にらレバー炒め」も「元祖 絶品たんめん」と並ぶ人気メニューです。

店舗の場所、営業時間などは公式Webサイトをご覧ください。
URL:https://www.ippinko.jp/

産地直送の新鮮魚介類を使った寿司を提供する「ぐるめ亭」「二代目ぐるめ亭」

「ぐるめ亭」「二代目ぐるめ亭」のランチタイムのおすすめ「大名穴子と豊洲鮮魚の四季彩握り」

「ぐるめ亭」「二代目ぐるめ亭」平日ランチタイムのおすすめ「大名穴子と豊洲鮮魚の四季彩握り」

ぐるめ亭」「二代目ぐるめ亭」は、横浜の回転寿司サプライのパイオニア「マエザワフーズ」が手がける回転寿司店です。「ぐるめ亭」は駐車場を併設した郊外型の店舗、「二代目ぐるめ亭」は商業施設内の店舗として、ブランド名を分けているようです。
「二代目ぐるめ亭 CIAL桜木町」の平日ランチタイムは17:00まで

「二代目ぐるめ亭 CIAL桜木町店」の平日ランチタイムは17:00まで

「ぐるめ亭」は横浜市と藤沢市に4店舗、「二代目ぐるめ亭」はCIAL桜木町、港南台バーズ、ラゾーナ川崎の中に店舗があります(2025年9月現在)。

どちらも、産地直送の鮮度が高い魚介類を使ったお寿司をリーズナブルな価格で楽しむことができます。平日のランチタイム(11:00~15:00、CIAL桜木町店のみ17:00まで)に提供しているランチメニューが人気です。

おすすめは「大名穴子と豊洲鮮魚の四季彩握り」(二代目ぐるめ亭・税込1958円、ぐるめ亭・税込2090円)。大名穴子の握りは、大きな穴子まるまる1本を堪能できます。これに加え、本まぐろ中トロ、イカ、蒸しエビ、日替わり鮮魚5種の握り全9貫と日替わり特製みそ汁がセットになっています(ぐるめ亭では天ぷら3種も付きます)。

また、寿司という概念にとらわれず、板前さんが趣向を凝らして季節ごとに提供する、創作寿司も好評です。

店舗の場所、営業時間などは公式Webサイトをご覧ください。
URL:ぐるめ亭 https://gurume-tei.com/
URL:二代目ぐるめ亭 https://nidaime-gurumetei.com/

横浜が誇るローカル外食チェーン、気になるメニューはありましたか? ぜひ横浜で堪能してください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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