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運用益がピーク時から半減「分かってはいたけれど、手放したくなった」40歳男性のNISAリアル体験

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は東京都に住む40歳男性の積立投資エピソードです。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

40歳・年収1000万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は? 

下落
今回は東京都に住む40歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人、妻(44歳)、子ども(3歳)

■金融資産
世帯年収:本人1000万円、配偶者の年収は不明
現預金:130万円、リスク資産:494万円

■リスク資産の内訳
・日本株:240万円
・投資信託:244万円
・上場投資信託(ETF):10万円

■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2024年から

NISAを利用して、2021年からオール・カントリーに「月3万円」、2024年からはS&P500にも「月5万円」の積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、オール・カントリーが「元本129万円→運用益込164万円」、S&P500は「元本80万円→運用益込80万円」とのこと。

「オール・カントリーは、積立開始からずっと右肩上がり。ウクライナ戦争やハイテク株の暴落などで一時的に下落、さらにトランプ関税でも下落したが、ずっとプラス圏内で推移」していると言います。

一方で「S&P500も積み立て開始から右肩上がりだったが、トランプ関税の影響でプラスマイナス0まで下落」してしまったそう。

その結果「トランプ関税の影響が出る前までは、運用益がトータルで60万円近くまで増えた時期もあったものの、現在は30万円程度まで下落してしまった」と説明されています。

40歳・年収1000万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは? 

積立投資については、「とにかく毎月決まった額を積み立て続ける。暴落があっても売らない」と決めているそう。

ただ、「暴落時には、分かってはいたけれど精神的にしんどくなって、手放したくなった」ことも。それでも積み立てを続けた結果、「資産は確実に右肩上がりで増えている」と語っています。

また「基本的には浪費家」だという投稿者ですが、「投資を始めてから、倹約をかなり意識するようになった」点もメリットに感じている様子。

新NISAについては、「引き続き、つみたて投資枠では投資信託を購入し、成長投資枠では高配当の日本の個別株やETFを購入」する予定だと教えてくれました。

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