実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住66歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(63歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:千葉県
リタイア前の職業:正社員
リタイア前の年収:450万円
預貯金:2500万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:厚生年金43年
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約8万円(繰り下げ受給と推察)老齢厚生年金(厚生年金):23万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):加給年金36万円(年額)
年金以外の収入:給与収入5万円(シルバー人材センターの仕事を月6日)
配偶者の年金や収入:給与収入103万円(銀行の受付補助を週4回、年額)
支出:24万円
「年金で何とか生活できている」
現在、およそ預貯金2500万円を保有しているという投稿者。自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「ちょうどいい」と回答。
その理由として、「年金で何とか生活できているから。自分の趣味のゴルフ代は、シルバー人材センターの不法駐輪自転車保管場所の管理人の配分金から出している」と語っています。
「実際に年金生活を迎えて、老後資金は2500万円がちょうどいいと感じている」
老後資金は、現役時代からすでに「2500万円」貯めることを目標にしていたそう。「定年後のライフイベントと老後資金の減額予想を、定年前に職場でもらったエクセル表で管理して目標設定した」金額だそうで、「できる限りの貯金と退職金を全額蓄えに回して」備えてきたと言います。
実際に年金生活を迎えた今、老後資金は「2500万円」程度でやはりちょうどよかったと感じているとのこと。
その理由として「大体、予想通りにうまくいっているから」とあります。
「質素な生活をすればどうにかなる」
今の生活についての満足度は「普通」と投稿者。「質素な生活をすればどうにかなると思っているので、まあまあの満足度」だと語ります。
老後資金に不安を抱えている現役世代には、「定年後も健康を維持し、アルバイトなどで小遣いを稼ぐようにすれば何とかなる。なお、投資はリスクもあるので素人には難しいと思う」とアドバイスされていました。
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