現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住67歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(69歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1300万円
預貯金:1億円、リスク資産:3000万円
これまでの年金加入期間:国民年金120カ月、厚生年金360カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万9000円老齢厚生年金(厚生年金):12万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金24万円、国民年金基金1万3000円
配偶者の年金や収入:年金235万円(年額)、企業年金240万円(年額)
「夫婦の年金で生活できている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「ふたり分の年金で生活できるから」と語っています。
ひと月の支出は「約70万円」。夫婦の年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「健康保険も生涯3割負担を覚悟している」
年金で足りない支出については「大きな支出は貯蓄から引き出し」て賄っているという投稿者。今の生活での不満については「現役時代と比べると少ない金額だが、住民税が夫婦で1年で50万円ほどになる。私の年金額と同額の遺族年金を受給している高齢の方が住民税非課税なので、遺族年金は優遇されすぎていると思う。私は終身の企業年金があるため所得税もそれなりにある。健康保険も生涯3割負担を覚悟している」とコメントされています。
「国民年金基金にもっと多くの掛け金で加入しておけばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「50歳で早期退職し翌月から企業年金を受給した。その後60歳まで1号保険者として国民年金を支払った。確定申告の時に控除されるので、国民年金基金にも所得税が全額戻る金額で加入したが 、もっと多くの掛け金で加入しておけばよかった」と回答。一方で「平日に温泉旅行をしたり、海外旅行も2~3カ月に1度のペースでのんびり楽しんでいる」と今の生活に癒しの時間があることも教えてくれました。
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