現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、埼玉県在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(66歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:埼玉県
リタイア前の雇用形態:公務員
リタイア前の年収:1200万円
預貯金:500万円、リスク資産:6000万円
これまでの年金加入期間:厚生年金502カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万2666円老齢厚生年金(厚生年金):18万5862円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金96万5434円、厚生年金基金4万2547円、個人年金保険72万円(全て年額)
「夫婦の年金だけでは年の半分くらい足りない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「大学時代の任意加入期間だった国民年金を除けば、就職後は加入漏れもなく年金保険料を払い続けることができたから」と語っています。
ひと月の支出は約「35万円」。夫婦の年金だけでは「年の半分くらい足りない」と回答されています。
「年金不足分は株の配当で補填している」
年金で足りない支出については「株の配当が月平均12万円あるので、それで補填(ほてん)している」という投稿者。もともと、「年金生活に入る前の5年間に、ガスレンジ・換気扇・給湯器の交換、照明のLED化など自宅のリフォームを行ったり、冷蔵庫や洗濯機などの古い大物家電を買い換えておいた。年金生活に入ってから突然の出費が発生しないように、先に手を打っておいた」とあり、事前準備ができていたようです。
「株の投資をもっと早い時期から始めておけば、もっと余裕のある生活を送れた」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「60歳から株の投資を本格的に始め、それなりに利益をだしている。しかし、もっと早い時期から始めておけば、もっと余裕のある生活を送れたのではないかと思っている」と回答。一方で「夫婦で年に1~2回の国内旅行に行ったり、誕生日や結婚記念日にフランス料理を食べにいくなど、たまのぜいたくを楽しんでいます」と、夫婦の時間を大切に過ごしておられるようでした。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません