現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、京都府在住61歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:京都府
リタイア前の雇用形態:自営業
リタイア前の年収:50万円
現在の資産:預貯金1200万円、リスク資産0円
これまでの年金加入期間:国民年金480カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約5万6000円(繰り上げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「月の支出を6万円に抑えても足りません」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「節約しているのですが、やはり年金額が少なくて足りません」と語っています。
ひと月の支出は約「6万円」に抑えられているものの、年金だけでは「年に1~2回足りない月がある」と回答されています。
「一日に200円しか持ち歩かない」
年金で足りない支出については「貯蓄やバイト代で補填(ほてん)」しているという投稿者。短期のアルバイトやポイ活で年金以外に「年間に10万円くらいの収入」を得ているとのこと。
また、年金生活においては「持っていると使ってしまうので、一日に200円位しか持ち歩かないようにしています」とあり、厳しく支出を管理している様子です。
「お金を使わない趣味を楽しんでいます」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「やはり若いうちに貯蓄か投資をもっとやって、持ち金を増やしておくべきだった」と回答。今の生活での不安や不満については「最近、コメ価格をはじめ、物価の上昇が激しいので、この先大丈夫か」と不安は深まるばかりだと言います。
一方で「やはり清貧と言いますか、お金を使わなくてもできる楽しみをいくつか見出して、それを楽しんでいます」と投稿者。「例えば、図書館で本を借りてマクドで読書や、散歩、サイクリング、ネットでの動画鑑賞など」と語られていました。
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