ここではAll Aboutが募集している「人生で最も値上がりした株」のエピソードから、実際の成功体験をご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(57歳)
居住地:東京都
職業:自営業・自由業
世帯年収:本人50万円、配偶者800万円
金融資産:現預金4600万円、リスク資産1億円、保険3000万円
■リスク資産内訳
投資信託:2300万円
日本株:1200万円
米国株:600万円
AI投資:5100万円
iDeCo:800万円
「IHI株で9バガー達成、保有数は300株」
投資歴は「約10年」、AI投資を中心に日本株や投資信託などを運用しているという58代の投稿者男性。これまで保有してきた中で最も値上がりした銘柄は、IHI<7013>だと言います。
「2020年11月に300株を購入。単価は約1520円でした。その後、現在まで売買は行わず、当初の300株を保有したままの状態」とのこと。
最も株価が上昇したのは投稿時点の「2025年5月。初回購入からおよそ4年半」後。「株価は1万3790円で、元本45万円程度が410万円にまで増え、9バガー」を記録したと言います(2025年8月1日時点での株価は1万7090円とさらに上がっています)。
IHI株は「コロナによって下落した、またはその時点で比較的安価だと感じた株を20銘柄ほど購入」した銘柄の1つだったそうで、「特に重工業系や工業インフラ系等は、当時言われていた『不要不急』の事業の範疇(はんちゅう)には含まれないと考え、故にコロナによって下がった分を超えて下がり続けることはないのではと思い」購入を決めたとのこと。
3年後の「2023年11月の時点で購入時の約2倍となったため」一度は「売り時を検討」したそうですが、それからも「急激な値上がりを続けているため、売り時を判断しかねている状態です。10倍を区切りとして売却しようと考えています」と語っています。
「9バガー後も売らずに全て保有中。売却の判断がとても難しい」
途中、株価の変動などで気持ちが揺れたことがあったか、という質問には「予想よりはよい上昇ペースだが、まあ、このくらいにはなるだろうな、という思いでした。300株、約45万円と少量の購入だったため、2倍になっても45万円の利益。株価の上昇がすごくうれしい!というような気持ちの変化まではありませんでした」とコメント。前述のようにIHI株は投稿時まで「全て保有のまま」。「購入後3年で購入時の約2倍、その後の1年半で購入時の約9倍まで値上がりし、つまり、値上がりのペースが大きく変わったため、売却の判断がとても難しい。10倍になった時点で売却を考えていますが、この株を売却して得る現金の使い道が特にないため保有を続ける可能性も」あると言います。
ただ保有継続の判断に満足しているかといえば、「含み益分を考えれば満足ですが、株価上昇中のある時点で売却をしていれば、その現金を他の株式類の購入に充てられた可能性もあり、そういう面では多少の後悔はあります」とのこと。
もともと「できるだけ何も考えない」運用スタイルを取ってきたという投稿者ですが、「このIHI株の急激な含み益の増加によって、個別商品の売却タイミングの判断の難しさ」を痛感したそう。
「やはり何も考えないでいいAI投資に集約していく方が自分には合っているのだろうと改めて感じました」と語られていました。
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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします