ここではAll Aboutが募集している「人生で最も値上がりした株」のエピソードから、実際の成功体験をご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(82歳)
居住地:山口県
職業:無職
世帯年収:本人250万円、配偶者50万円(ともに年金と推察)
金融資産:現預金2000万円、リスク資産1億5000万円
■リスク資産内訳
日本株:1億5000万円
「日本システム技術で10バガー達成、保有数は6800株」
投資歴は「50年だが実質は23年」、日本株を中心に運用しているという80代の投稿者男性。これまで保有してきた中で最も値上がりした銘柄は、日本システム技術<4323>とのこと。
最初の購入は「2021年NISA口座設定」時で、最も株価が上昇したのは「2024年9月頃」。この時の保有株数は「6800株」、平均取得単価「171円が1866円」に達し、「10バガー」超えを記録したと言います。
購入のきっかけについて「情報通信技術は今後も発展を続けるし、本銘柄は連続増収、増益、増配をしておりチャートも順調に右肩上がり。株主優待制度も魅力があり、長期投資に適していると判断し、買うこととしました」とのこと。ただ「ここまで値上がりするとは思っていませんでした」と語っています。
「10バガー後も売らずに保有中。売却後の後悔を今も胸に刻んでおります」
途中、株価の変動などで気持ちが揺れたことがあったかという質問には、かつては「ブラックマンデーやその後たびたび起こる大幅な下落相場にドキドキ」していた時期もあったが、今や「下落相場にも慣れ、長期投資一本で配当重視の『時は金なり』の格言を実行」しているため動揺はなかったと投稿者。日本システム技術株については現在も「全て保有のまま」だと言います。
ただ今の投資スタンスに至るまでには失敗も経験したそうで、「ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>がまだ、売買単位が1株のときでした。将来の成長を見込んで1株160万円で購入、その後どんどん値下がりし、60万円の時ナンピン買いをいれ、総額220万円の金額となりました。その後もどんどん値下がりが続き、ついには15万円位になったと記憶しています。その後徐々に値上がりし、110万円少しの時、元本を取れると判断し売却しましたが、それからは100分割、100分割と繰り返し、とても後悔したのを今も胸に刻んでおります」と回顧。
以来「TOB(株式公開買い付け)が成立した銘柄は全てその時点で売却しましたが、他は全て長期保有」しているとのこと。
最後に「若い人たち」に向けて、「将来の生活設計のため、投資を強く勧めていますが、皆さん株で大失敗した話ばかり頭にあり、投資は投機ではないことを強調しても、信じていただけないのが非常に残念。ぜひ20代、30代、40代と無駄遣いせずに、昔の格言にあるように『チリも積もれば山となる』を実行していただきたい。80代になった今つくづくそう思われてなりません」と述べておられました。
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします