インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、東京都在住26歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:東京都
雇用形態:正社員
年収:300万円
金融資産:預貯金100万円、リスク資産150万円
「キットカットなどファミリーパックのお菓子をやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「コンビニ弁当、ファミリーパックのお菓子」と回答。
具体的には「400円のコンビニ弁当を週1で購入していたが、購入しなくなった。キットカットなどのファミリーパックのお菓子も、容量を減らす実質的な値上げのため購入しなくなった」とあります。
その分自炊する頻度が増えたものの、材料の野菜もまた価格高騰しているため「冷凍野菜やもやしをよく購入するが、ご飯のレパートリーが少なくなった。自炊しなければという気持ちが強くなってめんどくさい」と不満を漏らします。
「日用品、生理用品の値段はこれ以上高くなると困る」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「トイレットペーパーなどの日用品、生理用品」と投稿者。いずれも必要不可欠ではあるものの、「トイレットペーパーダブル12ロールが800円、昼用ナプキン22枚入りが500円」になったらさすがに購入をためらうと言います。
反対に、いまだに安くて助かっているものについては「1袋30円のもやし、1丁40円の豆腐、3パック70円の納豆」とコメントされています。
「給料が上がらないのに物価だけ高い」
食料品や日用品の節約のほかにも、インフレを機に「副業を始めるようになった。そもそも外出する回数を減らした」など生活スタイルにも変化があったそう。今の生活を続ける上では、「給料が上がらないのに物価だけ高くなり、日本円の価値が下がっているのが実感できる。働いても働いても、食べられるご飯がどんどんショボくなっていくのが悲しい」とため息をつきます。
おすすめの家計改善策は、「不要なサブスクの解約」とのこと。
逆に「自分は1人暮らしだからまだいいが、家族がいる方は食費をどう抑えているのか」については、周りの人に聞いてみたいと語られていました。
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