横浜の観光・旅行

【2025年】夏休みにおすすめ! 子どもと一緒に行きたい、横浜の展覧会&体験イベント4選

この夏、親子で訪れたい、横浜ベイエリアの展覧会&体験イベントを紹介。横浜美術館「佐藤雅彦展」から無料で観覧できる「横浜市こどもの美術展2025」まで厳選4選。画像:筆者撮影

田辺 紫

田辺 紫

横浜 ガイド

神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドをつとめる。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。公式ガイドブログ「横浜ウォッチャー」でも「見て、聞いて、食べて」実際に体験した横浜情報を発信。

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アート作品を間近で鑑賞したり、体験イベントに参加したりすることは、子どもの好奇心を刺激し、想像力を育てることにつながります。この夏、親子で訪れたい横浜ベイエリアの展覧会や体験型のイベントを4つ紹介します(画像は提供、一部撮影)。【2025年最新情報】
<目次>

横浜美術館:佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)

「ピタゴラ装置」の現物(4台)も特別展示:横浜美術館「佐藤雅彦展」展示風景(筆者撮影)

「ピタゴラ装置」の現物(4台)も特別展示:横浜美術館「佐藤雅彦展」展示風景(筆者撮影)

表現者/教育者として世に送り出してきた佐藤雅彦氏の創作活動の軌跡をたどる、世界初の大規模個展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)(よみ:さとうまさひこてん あたらしいつくりかたとあたらしいわかりかた)」。「作り方を作る」という思想に裏打ちされた、独創的なコミュニケーションデザインの方法論を明らかにします。

電通のCMプランナーとして世に送り出したサントリー「モルツ」、湖池屋「スコーン」「ポリンキー」「ドンタコス」、NEC「バザールでござーる」などのヒットCMの考え方や背景、大ヒットコンテンツ『だんご3兄弟』のブームの裏話、慶應義塾大学環境情報学部の教授に就任後に佐藤雅彦研究室の活動として立ち上げたNHK教育テレビの幼児教育番組『ピタゴラスイッチ』の「ピタゴラ装置」の現物展示など、文字から映像、展示まで圧倒的な情報量! ぜひ時間をかけてご覧ください。

横浜美術館リニューアルオープン記念展 佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」情報
期間:2025年6月28日~11月3日
場所:横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:木曜
観覧料:一般2000円、大学生1600円、中学・高校生1000円、小学生以下 無料(企画展観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展も観覧可)
※公式Webサイトにて日時指定券の購入が必要。既にチケットを持っている方や無料入館対象の方も日時指定予約(無料)が必要
アクセス:みなとみらい線 みなとみらい駅 3番出口から徒歩約3分、JR・市営地下鉄 桜木町駅から徒歩約10分

横浜市民ギャラリー:横浜市こどもの美術展2025

「横浜市こどもの美術展2025」ビジュアル(提供画像)

「横浜市こどもの美術展2025」ビジュアル(提供画像)

横浜市民ギャラリーが開館した翌年の1965年から始まった子どものための展覧会「横浜市こどもの美術展」。毎年、横浜市在住・在学の小学生以下の児童・幼児(0~12歳)が描いた絵画を展示しています。

開催60周年を迎える2025年のテーマ「たからもの」部門には543点、「自由テーマ」部門には981点、合計1524点もの作品が集まりました。

会期中は、無料で参加できる関連イベントを毎日実施。親子で参加できるワークショップや「こどものためのコレクション展」などが予定されています。

7月26日には60周年をお祝いする特別企画として「60周年記念音楽会」も開催(参加費は無料)。小さなサーカス音楽隊のパレードが練り歩き、会場を盛り上げます。入場無料なので、親子で気軽に足を運んでみては。

横浜市こどもの美術展」情報
期間:2025年7月18日~27日(会期中無休)
場所:横浜市民ギャラリー(横浜市西区宮崎町26-1)
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
入場料:無料
アクセス:JR・市営地下鉄 桜木町駅から徒歩約10分、京急 日ノ出町駅から徒歩約8分

横浜高島屋:鈴木のりたけ「大ピンチ展!」

鈴木のりたけ「大ピンチ展!」ビジュアル(提供画像)

鈴木のりたけ「大ピンチ展!」ビジュアル(提供画像)

大ヒット絵本シリーズ『大ピンチずかん』(小学館)を手掛けた絵本作家・鈴木のりたけさんの世界を楽しめる展覧会「鈴木のりたけ 大ピンチ展!」。『大ピンチずかん』は鈴木さんが息子の大ピンチからヒントを得て描いたもので、2025年4月には最新刊『大ピンチずかん3』が出版されました。

同展では、絵本を題材にしながら、ピンチな状況を再現して追体験するのではなく、会場でしか体験できない「ピンチを題材にしたエンターテインメント」を楽しめるように工夫されています。

鈴木さんが考案した4つのピンチ【みるピンチ】【なるピンチ】【かんがえるピンチ】【とびこむピンチ】では、来場者自身が体や頭を実際に動かし参加することで、来場者同士が触れ合い、楽しさの輪を広げていくことができます。

(C)鈴木のりたけ / 小学館

鈴木のりたけ「大ピンチ展!」情報
期間:2025年7月30日~8月18日
場所:横浜高島屋8階ギャラリー(横浜市西区南幸1-6-31)
入場時間:10:00~18:30(19:00閉場)
※最終日8月18日は16:30まで(17:00閉場)
入場料:前売券 一般1000円、高校・大学生800円、小・中学生500円
当日券 一般1200円、高校・大学生1000円、小・中学生600円、未就学児無料
※事前日時予約優先制
アクセス:横浜駅西口から徒歩約1分

横浜赤レンガ倉庫:赤レンガ・アートプラネタリウム(R)「星とたたずむ」

無数の星の中に「たたずむ」体験ができる(提供画像)

無数の星の中に「たたずむ」体験ができる(提供画像)

赤レンガ・アートプラネタリウム(R)「星とたたずむ」は、プラネタリウムマシーン「MEGASTAR-II」が映し出す無数の星々と、最新の映像表現をミックスした体験型プログラムです。プラネタリウムと映像は、横浜を拠点に世界的に活躍するプラネタリウム・クリエイター大平貴之さんによるもの。

2021年、2023年に続き、3回目の開催となる今回は、新たな表現手法「ハイパー・ルミナンス」によって、夜空の星や灯台などより一層きらめく輝きが再現されます。

星が天から降り注ぐ中、横浜の美しい夜景を後に夜の海へ、そしていつしか闇を超えた異空間へ。リアルとファンタジーが共鳴した新たな体験が待っています。

声優の西山宏太朗さんによるナレーションと、フランス拠点の作曲家・ピアニスト・即興演奏家のエリック・アーロンさんによる音楽が異次元の旅を演出します。

赤レンガ・アートプラネタリウム(R)「星とたたずむ」情報
期間:2025年7月26日~8月24日 ※8月4日と18日は休場
場所:横浜赤レンガ倉庫 1号館 3Fホール(横浜市中区新港1-1-1)
上映時間:11:00~18:00まで、1回約30分のループ上映(途中入退場可)、日時指定あり
入場料:大人(中学生以上)1500円、3歳以上小学生以下1000円
チケット(Peatix):https://peatix.com/group/7177116/events
アクセス:みなとみらい線 馬車道駅もしくは日本大通り駅から徒歩約6分、JR・市営地下鉄 桜木町駅もしくは関内駅から徒歩約15分

気になる展覧会はありましたか? 夏休みに子どもと一緒に楽しんでください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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