ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
35歳・年収600万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:600万円
金融資産:現預金2500万円、リスク資産530万円
■リスク資産の内訳
・米国株ETF(上場投資信託):200万円
・日本株:300万円
・ビットコイン:30万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI):2020年から
2020年からバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)の積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
積立額は「毎月1枚(1口)。金額は市場の変動により異なりますが、当初は約1万5000円、今現在では約3万~4万円です。ただ、現在はVTIを少しずつ売却し、日本株への比重を増やしています」とのこと。
売却分を含めたVTIの運用実績については「元金220万円→運用益込450万円」。
「当初は順調に含み益が増えていきましたが、コロナショックやインフレにより資産は激減。元金割れはもちろん、投資金額が約40%ぐらい毀損(きそん)しました。ただ、それ以降は徐々に含み損が減り、2024年には運用益が30%」まで回復していたそう。
しかしその矢先に「トランプ政権の関税による株安円高のあおりをモロに受け、また含み損に突入。今現在ではアメリカ株が急上昇した時に少しずつ売却していき、日本株へとシフト」しているところだとあります。
35歳・年収600万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「投資の世界に興味関心を持ったきっかけになった。もちろん資産の増減はあるが、それ以上に運用益という実際の成果を得ることができて、投資をスタートした時よりも総資産額が1000万円以上増えた。おそらく貯金だけではここまでの増加はなかった」とコメント。一方で「ドルコスト平均法とはいえ、何カ月も下がり続けて元金割れした状態が続いたときのストレスはものすごく、精神衛生上、とっても苦しかった」と明かします。
「日々の価格変動にいちいち反応していたら精神が持たないので注意です。ただ、どんな時も平常心というのが投資では一番難しいのですが……」と投稿者。
前述のように「積立商品(VTI)に関しては、今現在のトランプ政権による経済政策に賛同できないので、少しずつ売却」しているとのこと。「ただ関税問題が解決したり、次期大統領候補筆頭とされるカリフォルニア州知事が大統領になったら、また投資額を増やしていく予定」と語られていました。
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