では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(75歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:京都府
現在の金融資産:預貯金600万円、リスク資産2000万円
現在の収支(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):19万2142円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
年金以外の収入:給与収入5万円、株の配当13万円(年額)、家賃収入120万円(年額)
配偶者の収入:年金32万6600円
ひと月の支出:20万円
「行ってよかったシニアの旅先は秋田県・玉川温泉」
現役引退後は「1年に4回以上、夫婦旅」をすることが多いという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、「2022年8月に夫」と訪れた「4泊の秋田県・玉川温泉」旅行だそう。
「温泉の効能がいかにもありそうで、1日に何回も入った。周りの自然も豊かで、少し散策するだけで野鳥のアカゲラにも出会えとてもリラックスできた」と旅の思い出を振り返ります。
玉川温泉を訪れるなら、「レンタカーを使って、あちこち巡るのもいい。近くの山道の散策も楽しいです。じっくり湯治して日常を忘れることができます」と投稿者。
なお旅行にかかった費用は、「自宅から伊丹空港への移動費が8500円、伊丹空港から秋田空港の飛行機代が4万円、宿泊費が7万円、レンタカー代が3万円、昼食代が2万円、日帰り温泉代など3000円」とあり、総額17万円ほどとなったようです。
「余裕のあるスケジュールを組む」
いくら「お金があっても、身体が動かなかったらどこにも行けません。ある程度のお金を残していれば、今を楽しむことが大切だと思います」と年金生活になっても、積極的に旅行に赴く理由を語った投稿者。ただし若い頃とは違って「長距離の移動は本当に疲れます。パックツアーは集合など時間厳守なので個人ツアーの方が気分的に楽です」とあり、シニアならではの苦労も経験しているようです。
最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、よりよい旅にするためには「余裕のあるスケジュールを組んで、事前に(旅行先の情報など)調べておく」のがおすすめだとアドバイスされていました。
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