インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、神奈川県在住40歳男性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:神奈川県
雇用形態:正社員
年収:380万円
金融資産:預貯金390万円、リスク資産125万円
「キャベツを買うのをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「米とキャベツ」と回答。
具体的には「月に米を10キロ大体3500円ほどで購入していましたが、月に半分の5キロ4200円のものに。スーパーで去年の倍以上の値段で売られていたのを見た時は本当にショックでした。キャベツは半玉100円くらいを週に2個は買っていましたが、今では全く購入していません(2025年3月投稿時)」とあります。
現在は代替品として「米はパスタやそうめんなどの麺類に、キャベツの代わりにもやし」を購入しているそうですが、「やはり空腹の時間が増えましたね。米は腹持ちがいいのですが、パスタはすぐにお腹が減る」ことに物足りなさを感じているそう。
「米の場合5キロで3000円弱くらいになってほしいです。それでも高いという感覚はありますが。キャベツは前のように半玉100円くらい」になれば再度購入を検討すると語っています。
「野菜炒めはもやしでかさ増し」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「やはり米ですね。主食なので外せません」と投稿者。「5キロで5000円」になったら購入をやめるつもりだと言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「何一つありません。政府の対応が後手後手だからこの物価高を招いている」と不満を口にします。
いまだに安くて助かっているものについては「もやしの値段だけがまだ変わらない。野菜炒めを作る時、もやしを使ってかさ増しするので本当に助かっています」とコメントされています。
「ラーメン一杯3000円の未来が本当に」
今の生活を続ける上では、「このままアメリカと同じような物価になったら嫌だなと思います。ラーメン一杯3000円なんて値段の未来が本当に来そうで怖い」と不安を感じているそう。インフレを機に「買い物に行く頻度を減らしました。週に3回か4回が、今では週に1回行くかどうかという感じ」だと言います。
おすすめの家計改善策は、「やはりできるだけ安い食材を選んで購入する。安い野菜もあるので自分なりのレシピでアレンジしてみるのもいいかも」とのこと。
逆にどうしても食べたくなる「お菓子を我慢するためにどうしているのか」、皆さんに聞いてみたいと語られていました。
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