現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、沖縄県在住76歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻
居住地:沖縄県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の資産:預貯金2000万円、リスク資産500万円
これまでの年金加入期間:国民年金456カ月、厚生年金504カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):7万5000円(繰り下げ受給と推察)老齢厚生年金(厚生年金):14万5000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金84万円(年額)
「毎年年金額を上げるべき」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。とはいえ最近の物価高による影響を受け、「毎年、物価上昇分を考慮して年金額を上げるべきである」と語っています。
ひと月の支出は約「27万円」。年金だけでは「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「光熱費を抑え、安い店を利用」
現在は仕事をしていないため、年金で足りない支出については「貯蓄から」賄っているという投稿者。
そのため年金生活においては「エアコンの設定温度を高くして光熱費を抑える。店のポイントやクーポンをうまく使ったり、価格の安い店を利用したり」と支出を減らす工夫をしているとあります。
「子どもや孫達に会うのが楽しみ」
現役時代の後悔は「特にない」そう。むしろ若い頃から倹約してきたおかげで「現在、居住しているマンションはローン完済済み」のため経済的な心配はないと言います。
唯一の気掛かりと言えば、お墓のこと。「持っているお墓までは1000キロくらいあり、これから墓をどうするか」悩んでいるそうです。
現在は、「暖かい観光地に居住していて、ドライブしたり離島観光したりしてストレスなくのんびり過ごしている。子どもと孫達が住んでいるところまでは非常に遠いが、年に一度会うのが大きな楽しみ」と老後生活の喜びも教えてくれました。
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