インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、山口県在住50歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、父(80歳)、母(77歳)
居住地:山口県
職業:正社員
年収:250万円
金融資産:預貯金60万円、リスク資産1万円(仮想通貨)
「シャウエッセンの購入をやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「日本ハムのシャウエッセン」と回答。
投稿者が利用している量販店では「以前は1セットが税込み350円程度で買えていたが、今は450円くらいになったので買わなくなった」とあります。
現在は代替品として「別メーカーの2束セット。約350円のもの」を購入しているそうですが、「やはりシャウエッセンの方がおいしい」とのこと。
「以前の350円程度」になれば再度購入を検討すると語っています。
「もやしはあまり高くなっていないので助かっている」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「卵がこれ以上高くなると困る」と投稿者。反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「お米。今までが安すぎたので、多少の値上げは仕方がないと思う」と回答。
いまだに安くて助かっているものについては「1袋約30円のもやし。あまり高くなっておらず助かっている。炒め物や鍋物に積極的に取り入れている」とコメントされています。
「なかなか外国産の豚肉、鶏肉に手が出せていない」
今の生活を続ける上では、「今の給料では生活がカツカツなので、貯蓄が全くできない。大手メーカーは軒並み給料が上がっているが、私の勤務先は1円も上がっていない」ことに不安を感じているそう。ついには「給料が上がらないので、転職を検討中。スーパーで買うもののランクを下げる」などの対応を迫られていると言います。
おすすめの家計改善策は、直売所の活用。「魚も10年前と比べて倍くらいの金額になっているが、地元の漁協が運営している新しい直売所ではかなり安く手に入る。野菜も直売所に行けば安く買えると思う」とのこと。
逆に節約のために気になっていることとして、「肉類も軒並み価格が高騰している。なかなか外国産の豚肉、鶏肉に手が出せていない。外国産の豚肉、鶏肉の質は国産と比べてどんな感じか知りたい」と語られていました。
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