ここではAll Aboutが募集した「2025年夏のボーナス予測アンケート」から、他人のボーナス事情をのぞき見ていきます。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(63歳)
居住地:東京都
夫の職種:管理職(役職付き)
夫の雇用形態:正社員
夫の勤務年数:33年
世帯年収:本人なし、夫950万円
世帯金融資産:現預金8000万円、リスク資産2000万円(個人向け国債のみ)
「夏ボーナスの手取りは76万円。昨年より減りそう」
今回の投稿者は、東京都在住の56歳女性。夫が「旅客運輸業」で正社員として勤務し、役職付きの管理職を長年勤めてきたそうです。2025年の夏ボーナスについては「減りそう」と予測していて、「手取りで76万円、額面で112万円」とのこと。
「夫が役職定年を迎えたため、成功報酬がなくなる」のがその理由で、これまでは目標達成率などに応じて大きな報酬が得られていたそうですが、今回からは大幅な減額が避けられない様子。
ちなみにここ4年分の夏ボーナスの推移は、手取りで「2024年は147万円、2023年は130万円、2022年は129万円、2021年は0円(コロナ禍で支給がなかった)」とあり、コロナ禍のような非常事態を除けば、2025年は明確なダウンとなるようです。
「『ボーナスをあてにするな』が母の教え。国債か定期預金で守りの運用へ」
夫の仕事内容にボーナス額は「見合っていない」と投稿者。「自分ではなく夫についてだが、仕事量はむしろ増えているし責任は従来通りなのに、成果報酬がなくなり減額された」と不満を訴えます。その一方で、「ボーナスが減収になるのは、夫の年齢なので想定内」とも。そもそも「『ボーナスはあてにするな、住宅ローン返済にも充てるな』と母から言われてきました。夫の職場は成果主義なので、金融ショックや、コロナ禍の時は、ボーナスは支給されていません。仕事をして結果を出し、ゴール達成していたらボーナスは高いですが、そうでなければゼロ」のため、あくまでイレギュラーな収入として扱ってきたと言います。
今回のボーナスの使い道については、「個人向け国債か夏のキャンペーンで利率のよい定期預金に回したい。あとは、お世話になっている人にお中元」とのこと。
最後に、「夫と結婚して28年。ボーナスは支給されたりされなかったり、乱高下するものでした」と振り返った投稿者。どちらにしても「家計を預かる方は、気を引き締めます。あってもなくても『自分』がしっかりしていればよい」と冷静に向き合う視線が印象的でした。
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