インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、大阪府在住35歳男性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(32歳)、子ども(9歳と7歳)
居住地:大阪府
雇用形態:正社員
世帯年収:620万円
世帯金融資産:預貯金200万円、リスク資産0円
「衣類とブランド物をやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「衣類、ブランド物、お酒」と回答。
具体的には「必要以上の衣類、ブランド物、お酒を買わなくなりました。ブランド物は妻が欲しがっていましたが、最近はねだることもなくなり、私は健康に気を付けるという名目でお酒をやめました」とあります。
衣類などを買わなくなってからは「ご飯や嗜好品」にお金をかけるようになったそうで、「おいしいもので紛らわしているような感覚です。ただ毎回同じような服を着ているので、どこか恥ずかしい」と感じているとのこと。
「ブランド品は子育てが落ち着くまでは買えないと思います。お酒は350ミリが100円ぐらい」になれば再度購入を検討すると語っています。
「お菓子は安くてまだ買える」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「お米はやめてほしいです」と投稿者。「10キロ1万円程度」になったら購入をやめるつもりだと言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「世の中の売る側の人を考えると全てのもの。私も販売の仕事をしているので。その中でも、石油製品に関しては(特に)仕方がない」と回答。
いまだに安くて助かっているものについては「お菓子が安いのでまだ買えるし、最近のお菓子は本当においしいです」とコメントされています。
「子どもが大きくなるまでは切り詰める」
現在は小学生2人の子育て真っただ中。インフレを機に「子どもの養育費に手が回らなくなりそうだったので、車を1台手放した」と言います。今の生活を続ける上では、「このまま物価が高騰し続けたら、生活が成り立つのか心配です。子どもが大きくなるまでは切り詰めてなんとか頑張りたい」と不安を感じながらも前を向きます。
おすすめの家計改善策は、「好きなものを一つやめるだけで、年間を通してみると少しは(生活が)潤うんじゃないでしょうか」とのこと。
逆にもっと「お金のかからない生活の仕方」があるなら、周りの人に聞いてみたいと語られていました。
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