現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、宮崎県在住68歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(69歳)
居住地:宮崎県
リタイア前の雇用形態:公務員
リタイア前の年収:800万円
現在の資産:預貯金3000万円、リスク資産0円
これまでの年金加入期間:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万5000円(繰り上げ受給と推察)老齢厚生年金(厚生年金):13万5000円(繰り上げ受給と推察)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険4万8000円
配偶者の年金や収入:年金18万円
「ぜいたくをしなければ年金で十分暮らしていける」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「ぜいたくをしなければ十分暮らしていける年金額を(夫婦)2人とももらっているから」と語っています。
ひと月の支出は「28万~30万円」。夫婦の年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「買い物の工夫と家庭菜園で食費を節約」
現在は年金以外の収入はなく、「家のリフォームや家電や車の買い替え、車検など大きい出費の時は、貯蓄を取り崩している」という投稿者。年金生活においては節約を心掛けていて、「値引き品を買ったり、外食はなるべくしないで自炊でおかずの作り置きをして冷凍に回しています。買い物も週1~2回に抑えています」とのこと。
また家庭菜園も食費の削減に役立っているそうで、「冬は大根、チンゲン菜、ホウレンソウなど。夏はトマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど」と節約しながら季節ごとの味覚を楽しんでいる様子です。
「夫は入退院を繰り返している。自分が元気でいないと」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「特に後悔はない」と回答。しかしながら、今の生活については「この先自分が大きな病気にならないかが心配です。夫は数年前から身体の体調が悪くて手術で入退院を繰り返している状態」と不安な思いを明かします。
いっぽうで、「習い事のお友達や姉達との毎月のランチが楽しみです」と語った投稿者。「家庭菜園もしていますが、お花が好きなのでガーデンニングや鉢植えを買ってきて肥料やお水をあげたりするのが楽しい」と趣味に日々の喜びを見出しているようでした。
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