現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住68歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、息子(47歳)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:50万円
現在の資産:預貯金20万円、リスク資産0円
これまでの年金加入期間:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):3万5000円(繰り上げ受給)障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「繰り上げ受給を後悔している」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「60歳の時、銀行の年金説明会に行きました。その時の説明でかなりもらえると言っていたので(繰り上げ受給の)手続きに行きましたが、余りにも少なかった。その時は生活も大変でしたので手続きをしましたが、今では後悔している」と語っています。
ひと月の支出は約「15万円」。年金だけでは「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「年金が増えると期待して会社の社保に加入したが……」
年金で足りない支出については「息子に(生活費を)入れてもらっています」という投稿者。現在は「スーパーで販売」の仕事をしているそうで、「去年から会社の社保に入って少しでも厚生年金が増えるのを期待していますが、去年の見直しで(の増額が)ほんの少しだったので不安しかないです」とため息をつきます。
「愛犬とのお散歩タイムが今の楽しみ」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「アルバイトではなく、社保がある所で働くことができたら」よかったのに、と回答。目下の気掛かりは、働けなくなったときのこと。「あと2年で定年なので、その後の生活が不安」と切実な思いを語ります。
いっぽうで今の楽しみは「愛犬と散歩」することだそう。身近な家族の存在が老後の支えとなっているようでした。
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