現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、鳥取県在住69歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(62歳)
居住地:鳥取県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:900万円
現在の資産:預貯金600万円、リスク資産50万円
これまでの年金加入期間:国民年金480カ月、厚生年金480カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約6万9000円老齢厚生年金(厚生年金):約16万1000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:なし
「物価高騰で年々苦しい」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「物価高騰で年々苦しくなるばかりです。もう少し年金が多ければ我慢が減ると思います。なんとか物価高騰だけはおさまってほしい」と語っています。
ひと月の支出は「約20万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「仕事で生活にメリハリ」
現在は「定年後の再雇用の仕事」をしているそうで、「週4勤務で年収350万円程度。年金だけでは足りない(支出に備える)ため働いている。仕事自体も嫌いではないため(生活に)メリハリつけるにはちょうどいい」とのこと。また支出を抑えるためにしていることとして、「外食もお金を気にして減らしています。ガソリン代も高いため車に乗るのを控えて自転車での行動を増やしている。図書館で本を借りて読むようになったし、服を買わないようになった」とあります。
「家をもっと早く買っておけばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もう少し貯蓄しておけばよかった。老後のために貯めておくという思考の世代でもなかったので。家をもっと早く買っておけばよかった。今でもローンを返しています」と後悔を口にします。今の生活での不満については「旅行ができるほどのお金はないが、もっと年を取ると旅行も出来なくなるので今のうちに国外旅行もしてみたい」とコメント。
一方で「DIYをするようになってから家具も自分で作るようになった。家具を買わずに、時間も有効に使える趣味。あとは庭いじりもする」と充実した老後の過ごし方も教えてくれました。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません