現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(58歳)、長男(20歳)
居住地:その他(詳細は不明)
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:700万円
現在の資産:預貯金200万円、リスク資産0円
これまでの年金加入期間:国民年金316カ月、厚生年金316カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万2783円老齢厚生年金(厚生年金):10万6308円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:なし
「満額納めていないため受給額に不満は言えない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「26年間保険料を納めました。(国民年金は)60歳まで14年間空白期間があり満額納めていないので、受給額については何とも言えない」と語っています。
ひと月の支出は約「12万円」。年金だけでは「1~2回足りない月がある」と回答されています。
「家計簿をつけて計画的に買い物をしている」
現在は働いていないため、年金で足りない支出については「貯金からの切り崩し」で賄っているそう。年金の範囲内でやりくりするための工夫として、「家計簿をつけている。余分な物は買わない。年の初めに必要としている物を選び計画的に購入している。安くて丈夫な物を選ぶ」と記述されています。
「年金についてもっと勉強しておけばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「会社員だったので退職するまで、年金に対してはあまり調べなかった。45歳で早期退職をしたが、その際に将来の年金に対して配偶者などの加給年金額や受給金額等のことをもう少し調べたりして勉強しておけば良かった」と回答。65歳で年金生活を迎えた現在も「年金制度の改正で将来受給額が減少するのではないか」とお金の不安は尽きない様子です。
いっぽうで「年金の支給日が近づくとワクワク感が楽しい」とも語った投稿者。特別な使い道を考えながらささやかな喜びを感じておられるようでした。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません