インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、東京都在住24歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

回答者本人:24歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:東京都
雇用形態:派遣・契約社員
年収:280万円
金融資産:預貯金30万円、リスク資産なし
「カットフルーツをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「カットフルーツ、入浴剤」と回答。
「パイナップルなどのカットフルーツは、今までは8切れほどで200円台のものを週2回ほど買っていた。(お気に入りの)入浴剤は、800円のものを1カ月に一袋ペースで使用していた」そう。
現在は「甘いものが食べたいときは、カットフルーツの代わりにチョコレート菓子。入浴剤は商品棚にある中で1番安い物」を購入しているそうですが、「代わりにチョコレートを食べてしまうことで、肌が荒れやすくビタミン不足」を感じているとのこと。
今後は「カットフルーツが200円台前半になったら、週1程度は買うと思う。入浴剤は一袋550円」になれば再度購入を検討すると語っています。
「唐揚げ弁当が800円になったら……」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「コンビニ弁当」と投稿者。「唐揚げ弁当など一つ800円」になったら購入をやめるつもりだと言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「食堂で売っているお弁当が1番安いもので550円が600円になった。量は満足だし、600円でも今のご時世頑張ってくれているので仕方ない」と回答。
いまだに安くて助かっているものについては「夕食の最初にそのまま食べている納豆3パックで98円」とコメントされています。
「プライベートブランドを利用」
今の生活を続ける上では、「物価高が収まりそうな気配が全くないが、雇用形態が派遣ということもあり、給与が上がらずボーナスもない。そのためいつもギリギリの生活。副業として飲食店でアルバイトを始めたが、本業と副業を支障なくこなせるか」と不安を感じているそう。インフレを機に「消耗品の使用量に気をつけるようになった」そうで、「いつもガラガラガラと気にせず引っ張っていたトイレットペーパーを40センチくらいまでにして使う」ほど切り詰めていると言います。
おすすめの家計改善策は、「プライベートブランドを利用すること。安くて高品質なものが多い。消耗品の余分なストックを用意しない。まだストックがあると思うと、使用量を気にしなくなるから」とのこと。
逆に「ハンドクリームなど気になるものがあるとつい買ってしまう浪費癖をなくす」にはどうしたらいいか、改善策を教えてほしいとも語られていました。
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