忙しい日々から解放され、ようやく手に入れた自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、体力や費用、持ち物の心配もありますよね。
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(69歳)、長男(30歳)
居住地:埼玉県
リタイア前の雇用形態:自営業
リタイア前の年収:300万円
現在の金融資産:預貯金2100万円、リスク資産1500万円
これまでの年金加入期間:国民年金、厚生年金、企業年金(それぞれ期間不明)
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万5577円老齢厚生年金(厚生年金):1万2756円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金1546円
年金以外の収入:0~10万円(不定期・翻訳の仕事)
配偶者の収入:年金14万円、給与14万円
支出:約21万円
「行ってよかったシニアの旅先は北海道」
「3泊ほどの飛行機での旅行」をすることがあるという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、60歳より前に訪れた「北海道」だそう。
「北海道に住む旧友を訪ねました。現地では彼女が車でいろいろなところを案内してくれたので、効率よく観光することができました。地元に住む彼女が勧める、北海道の雄大な景色とおいしい食べ物を存分に楽しむことができました」と思い出に残っている様子。
旅行にかけた費用はおよそ「16万円」。「交通費が約5万円、宿泊費が約6万円、食費やその他の費用に約5万円」と内訳を説明されます。
シニア旅行を計画する上では「今は物価が高いので、普段はなるべく節約して、旅行に限らず、特別の支出に備えています」と家計とのバランスを考えているとのことです。
「北海道は6月がベストシーズン。何事も余裕をもって」
北海道旅行は「6月がベストシーズンだそうです。いろいろな花が咲いています」と教えてくれた投稿者。「私が訪ねた十勝地方は、お花好き、スイーツ好きの女性には特におすすめです。美しい庭園、おしゃれなレストラン、美味しいパン屋さん、スイーツのお店がたくさんあります」とのこと。
いっぽう移動に関してはいくつか困ったことも。「久しぶりの飛行機だったので乗り物酔いが心配でしたが、それは大丈夫でした。ただ羽田空港内の移動に結構時間がかかったので、搭乗が時間ぎりぎりになってしまいました。現地では友人が車で案内してくれたのでよかったのですが、それがないと、移動が大変だったと思います。車を運転できる方はレンタカーで楽しめると思います。地図アプリが苦手なので、使いこなせるようになっておけばよかったと思いました」と振り返ります。
上記のことからシニア旅行では「何事も余裕をもって計画するのが良いかと思います。特に時間的な余裕は必要です。目的地や宿泊先、食事など旅の計画、調べ物は楽しいものですからそれほど苦にならないのではないでしょうか。ご存じとは思いますが、飛行機は早く予約するとお得でするので利用するとよいと思います」とアドバイスされていました。
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