マネーtips!お金持ちになるための365日

金融資産3100万円「家賃収入でなんとか貯金できた」70歳男性がやってよかったと思う老後の備え

どんなに貯めても不安が尽きない老後資金。実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住70歳男性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

  • Comment Page Icon
相次ぐ物価上昇で「もはや老後資金は2000万円では済まないのでは」と、不安が増す昨今。ただ、「現役時代にもっと貯蓄すべきだった」と嘆く人がいる一方で、「元気なうちにお金を使うべきだった」と悔やむ人がいるのも事実です。

実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住70歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

70代 老後資金 男性
回答者本人:70歳男性
同居家族構成:本人、母(97歳)
居住地:神奈川県
リタイア前の職業:正社員
リタイア前の年収:800万円
現在の金融資産:預貯金2700万円、リスク資産400万円
これまでの年金加入期間:国民年金38年、厚生年金38年

現在の収支(月額)

老齢基礎年金(国民年金):5万円(繰り上げ受給と推察)
老齢厚生年金(厚生年金):6万5000円(繰り上げ受給と推察)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金2万5000円

年金以外の収入:20万円(不動産収入)

ひと月の支出:10万円

「月の年金はもう少しほしい」

現在、およそ預貯金2700万円、リスク資産400万円を保有しているという投稿者。

自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「現役時代にもっと貯めておけばよかった・足りない」と回答。

現役時に「(仕事を)病欠していた時がありその頃は入院費用がかさみ、充分な蓄えができなかった」そうで「今後の生活を考えると月の年金はもう少しほしいと思います。不動産収入は(月20万円あるものの)ローンが月15万円ほどありあまり期待できない」と語っています。

「マンションを売却して1100万円の利益」

現役時代は、老後資金として「3000万円」貯めることを目標にしていたそう。

「結婚したときに横浜にマンションを購入して、離婚してからは賃貸に出して、(家賃収入で)なんとか貯金ができました。そこを売却して1100万円ほどの利益」を得ることで老後資金の備えをしてきたと言います。

70歳を迎えた今も、やはり老後資金は「3000万円」程度でいいのでは、と感じているそう。

「晩年になってからは車も買わずにいましたし、頑張って結構貯めたほうだと思います」とあり、老後資金については病気の期間がなければもっと貯められたとの後悔はあるものの、ある程度納得している様子です。

「早めにローンを返せば老後生活も楽」

今の生活の満足度については「満足している」という投稿者。

「月々の年金も14万円ほどなので、今のところはまあ生活するには困りません」と語ります。

老後資金に不安を抱えている現役世代には、「若いうちになんとかマイホームを買って生活に張りを持たせて、早めにローンを返せば老後生活も楽になります」とアドバイスされていました。

※皆さんの老後資金についてのエピソードをお寄せください。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから

ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/5/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます