インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、兵庫県在住35歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

回答者本人:35歳女性
同居家族構成:本人、夫(35歳)、長男(8歳)、長女(2歳)
居住地:兵庫県
世帯年収:本人0円、配偶者1160万円
世帯金融資産:預貯金2000万円、リスク資産500万円
「週2回の卵をやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「キャベツ、牛肉、卵」と回答。
具体的には「キャベツはよく副菜などで使っていたが、もう数カ月購入していない。牛肉はほぼ一年は購入していない。代わりに豚肉で料理している。卵は毎週2パック買っていたのを1パックに減らした」とあります。
現在は代替品として「キャベツの代わりに、もやしでかさ増し。牛肉の代わりに豚肉を購入している」そうですが、「朝食の卵がなくなったので困っている。タンパク質が取りにくくなった」のが不満だと感じているとのこと。
「キャベツが一玉350円以下、牛肉が100グラムで170円、卵が1パック160円以下」になれば再度購入を検討すると語っています。
「炒め物や煮物にはもやしを使う」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「お米」と投稿者。「10キロ5000円」になったら購入をやめるつもりだと言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「天候による不作は仕方がないと思います」と回答。
いまだに安くて助かっているものについては「もやしと豆腐。炒め物や煮物にはもやし。ハンバーグには豆腐を入れて料理しています」とコメントされています。
「物価高がいつまで続くのか不安」
今の生活を続ける上では、「一時的な物価高なら我慢できるが、これがいつまで続くのか分からない」ことに不安を感じているそう。インフレが続く中、「また子どもが小さくて働きに出られないので、とにかく節約に節約を重ね」るしかないとため息をつきます。
おすすめの家計改善策は、「外食を減らすと結構節約になります」とのこと。
逆に「子どものことを考えて、節約しながら栄養バランスの整った食事はどうやって作っているのか」については、周りの人に聞いてみたいと語られていました。
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