現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住69歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(61歳)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:560万円
現在の資産:預貯金900万円、リスク資産400万円
これまでの年金加入期間:国民年金470カ月、厚生年金470カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万7501円老齢厚生年金(厚生年金):8万7000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:給与収入約90万円(年額)
「年金額は15万4501円」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「子どもが独り立ちし、食費もかからなくなったことで最低限の生活費しか必要なくなったため、これぐらいあれば十分だと思っています」と語っています。
ひと月の支出は約「11万円」。現在受給している15万4501円の年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「車は使わないようにする」
年金で足りない支出がある場合については「貯金の取り崩し」で賄っているという投稿者。ご自身は仕事をされていないとのことですが、「妻は福祉施設でのアルバイトを週3回している」そうで、年に約90万円の給与収入があると言います。
年金生活においては「車を持っていますがガソリン代が結構かかるので、あまり車は使わないようにしています。運動のためにできるだけ歩く」と節約や健康管理を意識している様子です。
「妻も仕事を辞めた後の生活が不安」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「若いうちから投資の勉強をして、資産運用をしておけばよかったかと思います」と回答。現在の生活は、「年金と妻の収入で(生活費は)足りているものの、妻も仕事を辞めた後の生活がどうなるか」と今後については不安を感じている様子です。
いっぽうで今の楽しみは「好きなことを好きな時に好きなだけできる事」と自由に過ごす老後生活の喜びも教えてくれました。
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