「いつの間にか価格が上がり、買うのをためらうようになった」そんな経験があるのではないでしょうか。
インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、愛知県在住48歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

回答者本人:48歳女性
同居家族構成:本人、夫(56歳)
居住地:愛知県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人330万円、夫1180万円
世帯金融資産:預貯金6600万円、リスク資産6700万円
「月に6個は買っていたチーズをやめました」
昨今のインフレの影響について、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「お米、カマンベールチーズ、オリーブオイル」と回答。
具体的には「毎月10kg購入していたお米を、宮城県の実家から送ってもらうようになりました。お酒のつまみとして月に6個は購入していた明治北海道十勝カマンベールチーズと、パスタなどを作るときに月2本購入していたボスコ・エキストラバージンオリーブオイルを一切購入しなくなりました」とあります。
代替品として「カマンベールチーズは、他のもっと安いものか、チータラにするときもあります。お米は、宮城の実家から送ってもらっていますが、コイン精米に行くのが大変です。オリーブオイルは、少し安いグレープシードオイルに変えてます」とのこと。
カマンベールチーズについては「気取っているわけではないけど、ワインのつまみなので、つまみが安くなると飲んでいるワイン自体も安物の様に感じられて美味しくない時があります」と不満もあるそう。
今後、「お米10kgあたり6000円になれば、毎月10kg購入します。明治のカマンベールチーズは350円以下になれば、毎月6個以上購入します。ボスコ・エキストラバージンオリーブオイルは、1瓶(456グラム)あたり1350円になったら通常通り月2本購入します」と回答されています。
「コーヒー豆の値段が上がれば紅茶に変えると思う」
購入を続けているものの、これ以上高くなると困るものについて尋ねると「コーヒー豆」と投稿者。「カルディでマンデリン200gを毎月2袋購入していますが、200gあたり1500円を超えたら紅茶にスイッチして一切購入しなくなると思います」とのこと。
そのほか値上がりしても仕方ないと思えるものは「ありません」、いまだに安くて助かっているものについても「これと言って、安いと感じられるものはないです」とそれぞれ答えられています。
「我先にと値引き品コーナーに向かうことも大事」
ここ数年「コロナで渡航できなかった影響もあるけど、夫婦の毎年の趣味だったF1やMotoGPなどのモータースポーツの海外観戦をやめてしまった」という投稿者。資産1億円以上をお持ちとのことですが、家計管理術は庶民的で「見切り品を購入することに抵抗を感じないこと。値引きされる時間を調べておいて我先にと向かう」ことが重要だとコメント。
逆にほかの人に聞いてみたいインフレ対策については「ガソリンの価格が上がっているがガソリン車に乗っている人は、ハイブリッドや電気自動車に乗り換えているのか。ガソリン車とハイブリッド車や電気自動車の価格差は、相当な距離を走らないとペイできないと聞きますが」どちらが得かを知りたいとのこと。
最後に「もう日本は、企業が外資に買収されるだけでなく日本人を安い労働力として外資系企業が増えるとともに外国人が増えて治安が悪化することが心配」だと憂えていました。
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