「いつの間にか価格が上がり、買うのをためらうようになった」そんな経験があるのではないでしょうか。
インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。物価高騰の影響で買わなくなったものについてAll Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住39歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(43歳)
居住地:神奈川県
雇用形態:パート・アルバイト
世帯年収:本人110万円、夫800万円
世帯金融資産:預貯金1200万円、リスク資産250万円
「ビールの購入をやめました」
昨今のインフレの影響について、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「ビール」と回答。
具体的には「アサヒスーパードライ。500ml24本入りで6000円ぐらい。これまで毎月2ケースぐらい買っていたが、夫婦でビールはきっぱりやめた」とあります。
今のところ代替品は特にないそうで「やはりたまには思いっきりビールを飲みたい時もあります。夫は特に夕食時にビールが飲めなくなったことでストレスが溜まっているようです」とガマンを強いられている様子。
今後は「ビール500ml24本入りが5000円ぐらいになったら」また購入を検討すると回答されています。
「100グラム60円の鶏胸肉は大変助かる」
購入は続けているものの、これ以上高くなると困るものについて尋ねると「お米です。ビールをやめたので、夫が米をたくさん食べるようになりました。これ以上お米が高くなると食費増大で家計が圧迫されそうです」と投稿者。「5キロの米が5500円を超えたら、購入しなくなると思う」と追記があります。
逆に値上がりしても仕方ないと思えるものについては「サイゼリヤなど、ささやかな外食の楽しみは、多少値上げしていても満足度が高いので納得している」。いまだに安くて助かっているものについては「鶏の胸肉は100グラムあたり60円だったりすることもあるので、とにかく安くて助かっている。栄養もあるし食費を削るにはぴったりで嬉しい」とそれぞれ答えられています。
「パートの仕事を増やして貯蓄に励んでいる」
「このまま物価高が続いていったら、将来的に老後生活がどうなるのか不安でしかたがない」とこぼす投稿者。インフレ対策として「パートタイムの仕事を増やすようにして、より多くを貯蓄に回すようにして」いるそう。
また「家計改善できるのは、やはり食費だと思う。食費をいかに削れるかということが重要になるので、基本外食はゼロにすべきだと思う」と節約についてのコメントも。
最後に「物価高騰が続いているし円安もすごいのに、海外旅行へどんどん出かけている人たちはいったいどうやったらそんな余裕のある生活ができるのか教えて欲しい」と疑問を挙げられていました。
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