現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、岐阜県在住62歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(59歳)
居住地:岐阜県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:400万円
現在の資産:預貯金300万円、リスク資産30万円
これまでの年金加入期間:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万3094円(繰り上げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):7万4688円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:給与収入120万円(年額)
「昔と比べて年金はかなり減額されているのでは」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「昔と比較しますと、年金はかなり減額されていると思います(2025年の国民年金支給額は3年連続で上昇しています)。子ども世代には、目も当てられないほどの現実が待ち受けているのでは」と不安を募らせます。
ひと月の支出は約「13万円」。現在繰り上げ受給している年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「年金を受給しながら仕事」
限られた年金額でやりくりするために、極力「生活内容を質素にして節約」しているという投稿者。現在は年金を受給しながら仕事をしているそうで、「仕事は嘱託で、連絡があった時に勤務しております」とのこと。
くわえて、「最近はメルカリを子どもに教えてもらい、自分のコレクションを切り崩し」て小遣いの足しにしているとあります。
「老後資金2000万円問題はうそではない」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もっと年金について勉強して、毎日こまめに貯金をしておくべきだった。政府が言っていた老後資金2000万円問題は、あながちうそではないと思う」と後悔をにじませます。今後の生活については「政府の財源が少なくなっていき、年金額が更に減額されるのではないかと不安」とコメント。
いっぽうで「年金が入ってきた日には、妻と外食を楽しみます」と老後生活の喜びも教えてくれました。
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