現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住77歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の資産:預貯金4000万円、リスク資産0円
これまでの年金加入期間:国民年金約470カ月、厚生年金約396カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約6万8000円老齢厚生年金(厚生年金):約10万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金4万7000円(年額)
「年100万~200万円貯金を切り崩している」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金だけでは生活できない」と語っています。
ひと月の支出は約「30万円」。「毎年100万円から200万円を貯金から補填(ほてん)」することによって「毎月賄えている」と回答されています。
「100歳まで生きられるように貯めてきた」
現在は完全リタイアしていて給与収入はないそうですが、現役時代から「100歳まで生きても大丈夫なように生活設計して貯めて」いるほか、「不動産もあるので」経済的な不安はない様子。日ごろ心掛けている節約術も特になく、年金生活とはいえ「いるものはいる。好きなものは買う」とあります。
「今後の経済状況によっては資産が目減りする不安もある」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もっと資産運用したかった。今からではもう年齢的に時間がない」と回答。金融資産は現預金のみで保有しているため、十分蓄えてきたつもりではあるものの「今持っているお金が経済状態によって目減りするのが心配」とも感じているといいます。
いっぽうで今の楽しみは趣味の「卓球とか太極拳」だそう。「好きなことをしてポジティブに生きています」と語られていました。
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