季節感のズレに要注意! やってはいけない3月のNGコーデ
2月から3月への変わり目は、冬から春へとムードががらっと変わる時期です。冬っぽさを引きずって悪目立ちしてしまう「残念な着こなし」は避けたいもの。40代以上の大人の女性がやってはいけない3月のNGコーデをご紹介します。
1. 冬っぽさの残る「真っ黒な厚手タイツ」を使ったコーデ
冬の間は定番ですが、3月に入ったらまず気をつけたいのは「黒タイツ」のコーデです。春めいてきた日差しのもと、真っ黒で厚手のタイツは悪目立ちして、冬っぽさを引きずっている印象になってしまいます。
シューズが黒系の場合はさらに重たい印象になりますし、白系のシューズを合わせてもコントラストが強調されてタイツの黒さが際立ってしまいます。いずれにしても避けた方が無難です。
■OKコーデにするには
真っ黒なタイツは避けたいけれど、寒くてまだタイツがはきたいときもありますよね。写真のようなグレー系などの少し明るいトーンのものなら、春色コーデにも取り入れやすいのでおすすめ。
4月に入ったら厚手のタイツがなくても過ごせる日が増えるため、透け感のある薄手のもので対応したり、ソックスに切り替えてもいいですね。
2. 冬っぽいボアやファー使いのブルゾンを羽織ったコーデ
まだアウターが必要な3月。コートほど丈が長過ぎないブルゾンは、気軽に羽織れて使いやすいアイテムです。とはいえ、ボアやエコファーなど冬素材のブルゾンはNG。たとえ、襟や袖口、ポケットなどの部分使いでも、避けた方がいいでしょう。
コーディネートの輪郭をつくっていて、人の目に留まりやすいアウターに冬っぽさが残ると、全体の印象もそうなってしまいやすいからです。
■OKコーデにするには
写真のようなナイロン素材のブルゾンなら、軽やかで春コーデにもぴったり。撥水性、防風性があるので、天気が変わりやすい3月にも頼りになりますね。
ネイビーの色味も黒ほど重たくならずに爽やかで、春らしいコーディネートにもフィットします。こちらのアウターは、内側に取り外し可能なキルトのベストが付属しているため、体温調整もしやすい優れものです。
このように秋冬だけでなく春の着こなしにもなじみやすく、長い期間着られるアウターを持っておくと、季節の変わり目のコーディネートを考えるときにも活躍してくれます。
3. あたたかみがある秋冬カラーの厚手カーディガンコーデ
カーディガンは前ボタンを閉じても、前を開けてさらっと羽織ってもOKなので、体温調整もしやすく、冬から春へ移り変わる時期にも便利なアイテムです。とはいえ、濃いオレンジやマスタード、パープルやボルドー、ブラウンなど秋冬らしいイメージの強いカラーは避けた方がよいでしょう。色にあたたかみがあり、さらに生地も厚手のカーディガンだとほっこり感が強くなるため、春には少し重たく、違和感のもとになりやすいです。
■OKコーデにするには
写真の着こなしでは、オフホワイトのカーディガンにオリーブのタック入りワイドパンツを合わせ、コーデのアクセントになっているバニティ型のバッグもオフホワイトでそろえています。
こちらのカーディガンのように厚手でもホワイト系のカラーなら、春のコーディネートに合わせやすく、顔色も明るく見せてくれますね。他にパステルカラーなどのきれい色も、春らしい着こなしに仕上がります。
気になる項目があった人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!