マネーtips!お金持ちになるための365日

71歳女性・金融資産1億3000万円「退職金や年金に期待できないと思い、1億円目指して蓄えた」夢の老後資金

どんなに貯めても不安が尽きない老後資金。実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住71歳女性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

  • Comment Page Icon
相次ぐ物価上昇で「もはや老後資金は2000万円では済まないのでは」と、不安が増す昨今。ただ、「現役時代にもっと貯蓄すべきだった」と嘆く人がいる一方で、「元気なうちにお金を使うべきだった」と悔やむ人がいるのも事実です。

実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住71歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

夫婦
回答者本人:71歳女性
同居家族構成:本人、夫(71歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:パート
リタイア前の年収:200万円
現在の金融資産:預貯金9000万円、リスク資産4000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明

現在の収支(月額)

老齢基礎年金(国民年金):1万5000円
老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:なし

配偶者の収入:年金80万円(年額)

ひと月の支出:約17万円

「夫婦が死ぬまでの費用は十分賄える」

現在、およそ預貯金9000万円、リスク資産4000万円を保有しているという今回の投稿者。

自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「ちょうどいい」と回答。

その理由として「現在の貯蓄と年金で、生活と趣味、消耗品の買い替え等も含めて2人が死ぬまでの費用は賄えると思っている」と語っています。

「必要経費を計算して1億円を目標に蓄えた」

現役時代は、老後資金として「1億円」を目標に貯めたいと考えていたそう。

「配偶者が転職ばかりだったため、若い頃に退職金がない事は分かっていた。年金が少ない事も予想がついたので、老後の生活を楽しむためには1億円必要と、必要経費をすべて計算して割り出した」とあり、現役時代から計画的に資産形成をしてきた様子です。

「パートをしながら投資について独学し、節約と運用」の両方で目標額を超える資産を蓄えてきた投稿者。実際の年金生活を経験して思う、十分な老後資金について問うと「1億2000万円」とのこと。

「投資は今もずっと続けているので、貯蓄は目標額より少しばかり多くなった。ほぼ目標としていた金額が貯まったので満足している」と語られています。

「思い描いていた旅行三昧の暮らし」

そのため、今の生活については「非常に満足している」と投稿者。

「配偶者は少ない日数ながらも働いていたので、完全な年金生活になったのは(2024年の)5月から。数年前から旅行三昧の生活をしている。来月にはキッチンと居間、和室の改装をして、自分達の理想の部屋にするつもりなのでそれも非常に楽しみ」とのこと。

老後資金に不安を感じている現役世代には、「金融についての知識を若いうちにしっかり持ってください。投資についても勉強して、若いうちから始めておけば、老後は安心して暮らせると思います。何事も計画し努力し、予期せぬ事態にも対応出来る余力も蓄えておきましょう」とアドバイスされていました。

※皆さんの老後資金についてのエピソードをお寄せください。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから

ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
 
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/2/28まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます