現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福井県在住64歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(63歳)
居住地:福井県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:700万円
現在の資産:預貯金1000万円、リスク資産1億円
これまでの年金加入期間:国民年金14年、厚生年金26年、企業年金30年、個人年金保険30年(3件)、iDeCo8年など
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし老齢厚生年金(厚生年金):10万3000円(特別支給の老齢厚生年金)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金80万円(年額)、個人年金①88万円(年額、60~64歳)、個人年金②86万円(年額、60~74歳)
配偶者の年金や収入:特別支給の老齢厚生年金7万円、給与収入220万円(年額)
「個人年金を充実させてきました」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「公的年金だけでは生活できないと30年以上前から分かっていたので、個人年金を充実させてきました。65歳になったら、(公的年金や現在受給の個人年金とは別に)個人年金の70万円(年額、80歳まで)と一括でiDeCoの400万円を受給予定です」と語っています。
ひと月の支出は約「50万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「外食は株主優待を利用」
年金で足りない支出については「アルバイト収入と株式配当」で賄っているという投稿者。「自身のアルバイトはスイミングスクールの子どもの送迎で週4日で月10万円、夫婦の株式配当が年360万円ほど。子どもたちとの触れ合いが気分転換になる」と言います。
年金生活においては「ドラッグストアではプライベートブランドを選び、コンビニは使わない。外食はなるべく株主優待を利用」するなど節約を意識しながら、「余った資金は、新NISAに投入。運用する事で資金を延命している」とあります。
「元気なうちに思い出作りをしたい」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「親と同居していたので、生活費は別居より少なく抑えられたし、酒やタバコはしないのでその分預金や投資に回せた」とあり、お金に関する後悔はない様子。ただ「海外旅行は若いうちにしておけば良かった」とのこと。今の生活での不満や不安については「公的年金には余り期待していないが、ある一定以上は保証されると良い。妻と2人暮らしなので健康面が心配」とコメント。
いっぽうで「早期割引を利用して、毎年国内旅行を4回以上している。そのうち1回は子どもと孫を引き連れて旅行している。元気なうちに思い出作りをしたいと思っています」と年金生活の楽しみを教えてくれました。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません