現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
![60代男性年金暮らし_山菜](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/5/0/8/3/4/8/202501161102/pixta_55147456_M.jpg)
同居家族構成:本人、妻(65歳)
居住地:北海道
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1100万円
現在の資産:預貯金3500万円、リスク資産800万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金39年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万9000円老齢厚生年金(厚生年金):13万7000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金4万9000円
配偶者の年金や収入:国民年金6万5000円、厚生年金7000円、給与収入90万円(年額)
「ぜいたくしなければ生活できる」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「住宅ローンは完済しているため、月額負担のローンはない。夫婦の年金が約30万円なので、ぜいたくしなければ生活できる」と語っています。
ひと月の支出は「約22万~24万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「セカンドカーを購入し趣味の山菜採りを楽しんでいる」
年金で足りない支出についての質問には「今まで5万円程度、貯蓄からの補填(ほてん)はあったが、ほとんどの月は年金で足りている」と回答された投稿者。「62歳で完全リタイアし、趣味を満喫している。現役時代の貯蓄でセカンドカーを購入し趣味の山菜採りを楽しんでいる」とのこと。
それ以外は「現役時代からぜいたくはしていないので、特に工夫はしていない。節約が身に付いている。欲しい物があまりない」と語られています。
「現役時代の後悔はない」
現役時代について「後悔はない」と回答した投稿者。ただ、今の生活については「健康問題」に不安を感じているといいます。
「現在は市営のスポーツ施設でシニア割引を利用して、週2回程度運動し体力維持をこころがけている。タバコは52歳でやめたが、お酒は毎日飲む。唯一のぜいたくはたまに飲む地酒の日本酒」とあり、自分に合ったペースで健康管理をしている様子です。
年金生活においては「今まで行けなかった夫婦の旅行を、貯蓄内で楽しんでいる」そう。「年1回ペースで75歳まで行きたい」と今後の目標を語られていました。
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