街でよく見る「冬の定番アイテム」40代がやってはいけないNGコーデとは?
ファッションの世界では早くも春物が発売されていますが、気温はまだまだ低い2月。街では冬のコーデがあふれています。まさに今の時季、40代女性がやりがちだけど実はNGな「冬アイテムの着こなし」についてお伝えします。
1. 「黒のオーバーサイズニット」に重めボトムスを合わせるコーデ
持っている人も多そうな、ゆったり着られるうえに汚れも目立ちにくい「黒」のオーバーサイズニット。便利な一枚ですが、顔まわりを含めた上半身が暗めのトーンになりがちです。そのうえ下半身まで、色や形が重ためなボトムスにするのはNG。ダークカラーのロングスカートやワイドパンツなどを合わせるのは、できるだけ避けてください。
冬はその上からアウターを着るため、全体が暗く重い印象になってしまいます。しかもアウターまで黒系にしてしまうと、「黒づくめ」で迫力が出過ぎてしまうことも。
■OKコーデにするには
そんなときには写真のように、揺れ感のある明るい色のスカートなど軽やかさのあるボトムスを合わせて抜け感を出して。
他にも光沢のあるサテンスカートや、動きの出るプリーツスカートなどもいいですね。また、ワイドパンツならホワイト系やベージュ、白に近いライトグレーなどのライトカラーも◎です。
写真のコーデは、シューズもニットと同じ黒をチョイスし、色使いを絞っているのもポイントです。
2. 「キルティングアウター」の全身ダボダボに見えてしまうコーデ
冬によく見かけるカーキやブラックの「キルティングのアウター」。今どきはやはりオーバーサイズのものが多いようです。袖の筒が太くてヒップまわりも隠れる長めの丈は、厚着の上からも重ねやすく使い勝手がいいアウターです。でもこのときに、インナーまで大きめのアイテムで全身ダボダボとさせてしまうのは、40代女性にはあまりおすすめできません。もともとカジュアルなアイテムなので、どこかだらしなく見えてしまったり、清潔感に欠けてしまう場合も。
■OKコーデにするには
ゆったりとしたキルティングコートに同じくゆったりめのパンツを合わせるときには、写真のようにインナーはウエストインして。またはショート丈のトップスを選んでもOK。前を開けてばさっと羽織ったときにも、「全身ダボ見え」を防いでくれますよ。
また、Iラインシルエットの細身なストレートパンツやスカートを合わせても、すっきり見えます。
3. 「黒ダウン」にシンプルなボトムスを合わせた無難なコーデ
冬は「黒のダウンジャケット」を着ている人も多いですよね。老若男女が愛用する定番中の定番デザインだからこそ、おしゃれに見せたいときには合わせるボトムスに気をつけて。ゆったりした無地のワイドパンツやスカートなど、特徴が少ないシンプルなボトムスを合わせるだけだとメリハリがなく、どこかのっぺりとした無難なコーデになりがちです。
■OKコーデにするには
写真のようなチェック柄のロングスカートなら、ダウンと同じブラック系のトーンが統一感を出してくれ、すっきりとした大人かわいいコーデが完成。
ワイドパンツならダボッとしたものよりセンタープレス入りにするなど、よりきれいめのテイストのものを選ぶとおしゃれ度もアップします。
白ソックス&黒のフラットシューズの組み合わせは、足もとに抜け感が出て、簡単におしゃれ見えできるので、ぜひ取り入れてみてください。