現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住78歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の資産:預貯金2000万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約5万円老齢厚生年金(厚生年金):11万円(受給年齢を70歳まで繰り下げ)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):終身個人年金保険50万円(年額)
「年金で普通の生活ができています」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金の収入内で普通の生活ができています」と語っています。
ひと月の支出は約「15万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「洋服とか今は必要ありません」
現在は仕事をしていないものの、「去年までシルバー人材センターで月12日間ほど受付の仕事」をしていたそう。詳細は不明ですが、「個人的にやりたい(と思うことで)300万円ほど必要な事がありまして、(その給与収入で)予定額は達成」できたといいます。
ただ普段の年金生活においては、「外食はほとんどしませんし、洋服とか今は必要ありません」とあり、日々倹約しながら暮らしておられる様子です。
「保険のおかげで余裕のある生活」
現役時代は、「期限付き貯蓄型保険に加入していました。余分なお金がないのに保険の外交をしている友人に最後だからと(言われ)、現在受給している終身年金保険に更に加入しました」と振り返る投稿者。「毎月の保険料の支払いは厳しかった」と当時は不満も感じていたようですが、「今はこの保険のおかげで余裕のある生活ができているので、感謝しています」と語ります。
今の生活の不安については「健康のことですが、もう人生も残り少ないので、特別な延命治療は必要ありませんし、まさかの出費は蓄えで何とかなると思っています」とコメント。
いっぽうで「たまの旅行や地域のサークル活動に参加して暮らしています。年金収入がカツカツでは、誘われた時に参加できません」と老後生活の楽しみも教えてくれました。
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