ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
41歳・年収200万円派遣・契約社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む41歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、夫(45歳)、長男(1歳)
■金融資産
世帯年収:本人200万円、配偶者800万円
世帯金融資産:現預金3000万円、リスク資産1660万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:120万円
・日本株:540万円
・外貨建保険:1000万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2023年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2023年から
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)/NISA:2023年から
・iFreeNEXT FANG+インデックス/NISA:2024年から
2023年からNISAで積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は、オール・カントリー、S&P500、楽天・VTIにそれぞれ「月1万円でスタートして約1年後(2024年)から月3万円に」増額。iFreeNEXT FANG+インデックスにも2024年から「初回5万円。2回目以降は月1万円」で積み立てを始め、現在は合計月10万円のペースを維持しているとのこと。
投稿のあった2024年10月時点の運用成績は、オール・カントリーで「元本約22万円→運用益込約25万円」、S&P500で「元本約22万円→運用益込約26万円」、楽天・VTIで「元本約22万円→運用益込約26万円」、iFreeNEXT FANG+インデックスで「元本約8万円→運用益込約10万円」と、短期間でも成果が出ているようです。
運用益については「積立開始からずっと微増」だったそうですが、暴落のあった2024年の夏に「ゼロ近くまで減少」したとのこと。
しかしその後市場が回復したことで「現在は夏前よりも運用益が出ています」とコメントされています。
41歳・年収200万円派遣・契約社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資に感じるメリットを伺うと、「少しずつでもお金が増えていく点。貯金では、いくら利率の良い銀行でも、ほとんど増えなかった」と回答。これから積立投資を始める人は「興味があったら、少額からでもなるべく早く始めた方が良いと思います」とアドバイス。
新NISAについては、「つみたて投資枠は、できる限り月10万円で継続予定です。成長投資枠は、これまでいくつかスポットで投資信託を購入しましたが、(今後は)個別株を増やす予定でいます。現在、課税口座で持っている個別株も成長投資枠に移していく」と教えてくれました。
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