ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
37歳・年収390万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む37歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
■家族構成
本人、妻(32歳)
■金融資産
世帯年収:本人390万円、配偶者不明
世帯金融資産:現預金400万円、リスク資産300万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:180万円
・米国株:120万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2020年から
2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で「月5000円」からスタートし、2年目は「月2万円」、3年目にはつみたてNISA(旧NISA)の上限額である年間「40万円」まで増額。
新NISAがスタートした2024年以降は「月5万円」をベースに積み立てているといいます。
投稿のあった2024年の10月時点の運用実績については「元本約165万円」→「運用益込約180万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子。
「最初の数年間はプラスが出ても数千円と、微々たるものでした。数万円単位で利益が出たのは4年目になって。やっと資産運用が安定してきました」とのことです。
37歳・年収390万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?
「投資を始める前は欲しいものは何も考えずに買うという浪費家」だったそうですが、積立投資を始めて「経済に敏感になったし、おいしい話に乗らなくなった。お金を守る力が身につきました」とメリットを感じているとのこと。いっぽうで、「思うように利益が出ない時は結構苦しかった。ただやめたいとは思いませんでした」と振り返ります。
マイルールは「何があっても引き出さない、そして積み立てをやめないこと」。「今後も引き出す予定はありません。老後の資金だからです」と語られていました。
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