実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住63歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:63歳男性同居家族構成:本人のみ
居住地:神奈川県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:500万円
現在の金融資産:預貯金5000万円、リスク資産1000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金42年
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし老齢厚生年金(厚生年金):7万円(特別支給の老齢厚生年金)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金15万円
年金以外の収入:給与収入20万円(再雇用契約社員)
ひと月の支出:約18万円
「今までの資産運用に後悔はない」
現在、およそ預貯金5000万円、リスク資産1000万円を保有しているという今回の投稿者。自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「ちょうどいい」と回答。
その理由として、「今までの資産運用で良かったと思っているので、なにかしておけばよかったという事はない」とのこと。
特に「終身の個人年金を31歳から掛けていた」のが正解だったと感じているそうで、「今ではお宝保険と呼ばれ、今までで一番の資産運用になった」と語っています。
「老後資金は7000万円を目標にしてきた」
現役時代は、老後資金として「7000万円」貯めることを目標にしていたそう。「足腰が立たなくなるくらい老いた場合、シニア(向け分譲)マンションへの引っ越しにかかる費用を想定」して試算していたといいます。
しかしながら現在は、今まで蓄えてきた「6000万円」で老後資金は十分だと感じているとのこと。
前述のように「今までの行動で後悔はないので特にしておけばよかったという事はない」とあり、これから年金生活を迎えるにあたって迷いはないようです。
「現役時代を楽しみつつ着実に貯めておくべき」
そのため、今の生活については金銭的に「満足している」と投稿者。「給与をもらいながらの年金受給なので比較的、余裕があるので」とのこと。
老後資金に不安を感じている現役世代には、「ある程度、けちけちしないで今を楽しみながら、着実に老後資金を貯める」のがよいとアドバイスされていました。
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