実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:67歳男性同居家族構成:本人、妻(63歳)
居住地:大阪府
リタイア前の職業:自営業・自由業
リタイア前の年収:750万円
現在の金融資産:預貯金6500万円、リスク資産4000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金38年
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万6163円老齢厚生年金(厚生年金):14万4271円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):加給年金6万6163円
年金以外の収入:株式配当・貸株金利40万円(年額)、不動産クラウドファンディング210万円(年額)
配偶者の年金や収入:年金4125円(特別支給の老齢厚生年金と推察)、給与収入80万円(年額)
ひと月の支出:約30万円
「年金と不労所得で生活できている」
現在、およそ預貯金6500万円、リスク資産4000万円を保有しているという今回の投稿者。自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「ちょうどいい」と回答。
その理由として、「年間支出と年間収入がほぼ同じになっており、金融資産はリスクヘッジとして考えられる」と語っています。
「65歳で完全リタイアが目標だった」
現役時代は、老後資金として「5000万円」貯めることを目標にしていたそう。「65歳で完全リタイアをめざしていたので」とあり、目標金額を大きく上回って計画を実現してこられたようです。
しかし実際に年金生活を送る中で、老後資金は「4000万円」あれば十分だと感じているそう。
「お金があるにこしたことはないが、(4000万円くらいが)ちょうどよかったのでは」とあります。
「自由にゴルフや旅行ができている」
今の生活については「満足している」と投稿者。「趣味のゴルフが自由にできる。2~3カ月ごとに国内旅行ができる」と、念願だった第二の人生を謳歌(おうか)している様子です。
老後資金に不安を抱えている現役世代には、「社内持株会、投資信託、個人年金など地道に長く積み立てる。企業から重宝される資格を取得する」のがよいとアドバイスされていました。
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