回答者プロフィール
年齢性別:57歳男性同居家族構成:本人のみ
居住地:千葉県
職業:正社員
年収:650万円
金融資産:現預金1800万円、リスク資産1億円
■リスク資産内訳
・日本株:2400万円
・米国株:4000万円
・投資信託:2000万円
・外国債券:3000万円
・iDeCo:300万円
■新NISAの利用状況
・つみたて投資枠:月10万円
・成長投資枠:投資信託月3万円
「買いのチャンスで400株を購入」
投資歴は「16年」。日米株や外国債券、投資信託などリスク資産1億円以上を運用しているという50代の投稿者男性。8月にかけての株式相場の下落に対しては「買い増し」のスタンスを取ったそう。
「日経平均が4400円下げた時に東証プライム市場の企業でPBR(株価純資産倍率。低い方が割安)1倍割れが続出していたので、買いのチャンスと考え、3社ほど計400株買い増しした」とのこと。
結果的にはおおむね「底値と思われる株価で狙っていた企業の株が買えた」ようですが、「一部の企業の株を午前中に購入したら午後大きく下がってしまった。午後2時まで待って判断するべきだった」とあります。
「日本企業は地味だが底力がある」
今回の下落はチャンスかピンチかという質問には「チャンス」と回答。「今までPBR/PER(株価収益率。低い方が割安)が高すぎて買えなかった銘柄がようやく手の届く株価になってきた。日本企業は地味だが底力があると考えており、円高に振れて売られた時は買いのチャンスだと考えている」とのこと。
とはいえ、今回の市場の乱高下による心理的な影響はさすがに「少しある」そう。
「含み益が2500万円吹き飛んだので、動揺がないと言えば嘘になる。ただし実損ではないし、米国株は上がり過ぎだと思っていたので、相場の調整が起こったものと理解している」と本音を語ります。
「堅実な企業に長期投資を続ける」
本格的に株投資を始めたのは、2008年に起きたリーマンショック直後だったという投稿者。「毎日増えていく含み損に焦ったものだが、数年で含み益に転じた」といい、その経験から「今後資本主義が修正されることはあっても、しばらくは維持されると思うので、待っていれば再び安定期に入る」と考えているそう。
2024年ここまでの運用については、「1~5月:1月にJ-REITを売却し、高金利だった外債を3000万円購入。リスク資産が1億円→1億3000万円に増加。新NISA購入開始(月13万円)。5~7月:米国株が大きく伸長し、リスク資産が1億4500万円に」と順調に資産が増加。
しかし今回、「7~8月:株安が発生し、リスク資産が1億2000万円に減少。8月に日本株400株を買い増し」していったと経緯を説明します。
2024年の残りの戦略については、「購入資金との相談になるが、円高・株安の局面で日本企業、米国企業とも堅実な経営をしている企業に投資するつもりでいる。テーマ(注目度の高いテーマ、トレンドに関連した銘柄群)を追うつもりはない。日本株、米国株ともにあと15年以上は持ち続けるつもりで、売り時期は当分先になると考えている」とのことでした。
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします