現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:67歳男性同居家族構成:本人、妻(66歳)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:会社役員
リタイア前の年収:1700万円
現在の資産:預貯金800万円、リスク資産8000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金40年、企業年金23年、米国年金11年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万3892円老齢厚生年金(厚生年金):8万9558円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金8万6200円、米国年金約1576ドル
配偶者の年金や収入:老齢基礎年金76万8400円、振替加算4万620円、老齢厚生年金8万3964円、企業年金32万3061円、米国年金約9456ドル(すべて年額)
「夫婦で月額60万円以上の年金がある」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「米国年金と日本の年金を合わせて夫婦で月額60万円以上となり毎月の生活費が賄えるようになった。ただし米国年金は為替レートで変動するため不安定」と語っています。
ひと月の支出は約「50万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「お店のプライベートブランド食品を選ぶ」
年金で足りない支出がある場合については「資産から取り崩し」て賄っているという投稿者。現在は働いていないため、「生活費は年金でカバーできるが、旅行や車の買い替えなど高額出費は資産を取り崩している」といいます。
また年金生活においては節約も意識しているそうで、「スーパーマーケットではお店のプライベートブランドや無名ブランドの食品を選ぶ」とあります。
「資産のほとんどはリスク資産」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「早くから投資すれば良かった」と回答。今の生活の不安については「資産のほとんどは投資信託などのリスク資産。そろそろ安全な資産に移すべきと思うがどれから動かせばよいかわからない。リスクの高いものか、騰落率の低いものか」と資産管理に悩んでいる様子です。
また「子供がいないのでDie with Zero(ゼロで死ね)を目指せるか?」と資産8800万円の使い道にも頭を抱えているとのこと。
いっぽうで「仕事や人間関係のストレスから解放されたことが嬉しい。今後は旅行が楽しみ」と充実した老後生活について語られていました。
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