春の多摩動物園は見どころ満載

多摩動物公園
『多摩動物公園駅』の改札を出てすぐ。巨大なゾウがお迎え! の正門です。訪れて最初に写真を撮る人気スポットとなっています。
春は冬、寒さに縮こまっていた動物たちが活発に動き始めるシーズン。動物園でも元気に活動する姿を見られる季節です。また4月から5月は、冬に繁殖を終えた動物たちの赤ちゃんが生まれてくる時期であり、ゴールデンウィークは可愛らしいベビーたちの姿を見られる絶好のチャンス! そこで今回は、東京にありながら広大な敷地をもつ動物園『多摩動物公園』について、その魅力、そしてゴールデンウィークの見所、裏技などをレポートします。

「嘘っ!」というぐらい動物に近づける『アジアの沼地』

アジアの沼地
『アジアの沼地』ゾーンで最初に出迎えてくれるカワウソ。ガラス越しですがかなり接近でき、水の中をスピーディーに泳ぐ様子も見られます。
多摩動物公園は総面積52.3ヘクタールという広大な動物園。「アリからゾウまで出会える動物園」として世界中の様々な動物が暮らしています。

ライオン園の中をバスに乗って進み、ライオンたちを間近に見られる大人気スポット『ライオンバス』や、日本で初めてコアラを受け入れ、今では二世、三世が暮らしている『コアラ館』。他にもレッサーパンダやカワウソ、ワラビー、エミューなどが広い敷地の中、「動物たちがのびのびと生活できるように」という配慮のもと、より自然に近いカタチで暮らしています。

そんな多摩動物公園の思いが詰まった最新の施設が2008年にオープンした『アジアの沼地』。カワウソ、インドサイ、マレーバクといった哺乳類から、魚類、そしてニホンコウノトリ、クロトキといった鳥類まで、アジアの水辺に生息する動物たちが本来の住処に近い環境の中で展示されているゾーンです。

なんといっても驚くのは、ゾーンの中央にある『ウォークインバードケージ』。巨大なケージの中でツルやコウノトリといった大型の鳥たちが放し飼いになっていて、なんとその中を私たち人間が歩くことが出来るのです!! 鳥といってもかなりの大きさなので、訪れる人たちは「え? ここ本当に入っていいんですか?」と最初はおっかなびっくり。ケージ内でツルと目があったりすると、微妙な緊張感が走ります。私は飼育員さんによる餌やりの時間に当たったのですが、1mもあるかというナベコウが私の頭上をバサバサ餌をめがけて勢いよく飛んでいき、その風圧を受け、驚きのあまりしばし固まってしまいました……。

とにかくダイナミックな『アジアの沼地』。かなり刺激的です。
ナベコウ
小型から大型の鳥たちを間近で観察できるウォークインバードケージ。鳥たちはあまり人間を怖がっていない様子で近寄ってきてくれます。こちらは私の頭の上を飛んで行ったナベコウ。ご覧の通りかなりの大きさです