現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住60歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:60歳男性同居家族構成:妻(56歳)、娘(29歳)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:自営業・自由業
リタイア前の年収:300万円
現在の資産:預貯金1700万円、リスク資産800万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金35年、厚生年金5年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万4520円(受給年齢を繰り上げ)老齢厚生年金(厚生年金):1万488円(受給年齢を繰り上げ)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:給与収入1000万円(年額)
「貯金と投資資金で暮らせている」
年金の受給年齢を繰り上げて、年金生活を送っているという60歳の投稿者男性。現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答。
その理由として「貯金と投資資金で暮らせているから」とあります。
持ち家があり、ひと月の支出は約「10万円」に抑えられているとのことですが、年金だけでは「ほとんどの月で足りない」そうです。
「なるべくお金をかけず散歩などをしている」
年金で足りない支出については「貯金から5万円ずつと投資資金から5万円ほど」を取り崩して賄っているという投稿者。実は「親からマンションを相続」しており、年金以外に「不動産の家賃収入10万円」を得ているほか、妻の年収も1000万円程度ある様子。
それでも年金生活においては節約を意識していて、「なるべくお金をかけない散歩などをしています」と、工夫して息抜きをしているとのことです。
「早い段階から投資をしていれば良かった」
年金生活に不安があるかと伺うと、「家賃収入があるので特に心配していません」とコメント。「年金生活になってから犬を飼って、散歩をするのが生き甲斐になりました」と、新たに見つけた楽しみも教えてくれました。
とはいえ過去を振り返ると、「若い頃、キャンブルをしてだいぶ散財していたので、それを早い段階から投資(に回すように)していれば良かったと思います」と後悔も残っている様子でした。
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