現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大分県在住67歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
同居家族構成：本人のみ
居住地：大分県
リタイア前の雇用形態：正社員
リタイア前の年収：350万円
現在の資産：預貯金200万円、リスク資産1600万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数：厚生年金30年
現在受給している年金額（月額）
老齢年金（国民年金・厚生年金）：14万円障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：なし
「年金だけでは生活ができない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由は「年金（だけ）では生活できない」からだと述べます。
ひと月の支出は約「20万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「交際費は制限・服は買わない・用事以外は外出しない」
年金で足りない支出については「パート収入」で賄っているという投稿者。「介護施設でパート」をしており、ひと月に「14万円」の収入があるといいます。
年金生活では「食費、光熱費の節約（を意識）。交際費の制限。服は買わない。用事以外は外出しない」と、切り詰めている様子です。
「投資や債券を購入してお金を貯めておけば良かった」
現役時代を振り返り「投資や債券を購入して（お金を）貯めておけば良かったなぁ。無駄遣いしすぎた」とため息。年金生活には「孤独感と一人の生活の虚しさ」があると語ります。
年金収入があることで「少しは生活が助かっている」としながらも、「交際費や趣味に（お金を）使えないから、交際が制限されて孤独」と、重ねてコメントされていました。
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