ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
37歳・年収550万円公務員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は奈良県に住む37歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(33歳)、長女(4歳)
■金融資産
世帯年収:本人550万円、配偶者100万円
世帯金融資産:現預金500万円、リスク資産2000万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:1500万円
・米国株:500万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2018年から
2018年から約6年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は、NISAを利用してS&P500に「月3万3333円」からスタート。現在は「月10万円」に増額して積み立てているとのこと。
運用実績については「元本250万円→運用益込450万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「コロナ禍を除く」と前置きしつつ、「概ねずっと右肩上がりであった」そう。
「積立投資と個別株投資で運良く資産を増やすことができ、3年目で(リスク資産総額が)1000万円」に届き、さらに「コロナ禍(からの回復)で個別株が当たり、2000万円まで増やすことができた」と資産形成に成功しているようです。
37歳・年収550万円公務員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
しかし、前述の通り「コロナ禍は本当に苦しかった」と暴落も経験。下落相場を経た上で「(その後)結局かなり(株価が)上がったので、積み立てを続けることが重要だと感じた」といいます。
投稿者が語る積立投資のメリットは、「自分のくだらない相場感などを完全に無視して、買いたくない時でも非情に買い続けてくれること」。
これから積立投資を始める人へも「日頃の上がり下がりはできるだけ気にせず、いかなる時も積み立て続けるべし」とアドバイスしています。
新NISAについては、「損益通算ができないため、つみたて投資枠と成長投資枠ともに、インデックス商品に満額投資している」と語られていました。
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