ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
41歳・年収550万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は福岡県に住む41歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(36歳)、長女(6歳)、次男(0歳)
■金融資産
世帯年収:本人550万円、配偶者0円
世帯金融資産:現預金550万円、リスク資産400万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:300万円
・日本株:90万円
・暗号資産:10万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:2020年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):2020年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)2020年から
・iFreeNEXT インド株インデックス:2023年から
・ビットコイン:2023年から
積立投資を始めたのは2014年からだという今回の投稿者。
現在も継続して積み立てている銘柄と投資額については、2020年からeMAXIS Slim 新興国株式インデックスに「月1万円」、S&P500とオール・カントリーにそれぞれ「月5000円」、2023年からはiFreeNEXT インド株インデックスに「月6000円」、ビットコインに「月5000円」とのこと。
毎月の積み立て設定の他に、「いずれも不定期に(一部の)売却や追加(投資)」を行ってきたそうです。
運用実績については、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスで「元本31万円→運用益込36万円」、S&P500は「元本35万円→運用益込48万円」、オール・カントリーでは「元本34万円→運用益込45万円」、iFreeNEXT インド株インデックスで「元本2万4000円→運用益込2万7000円」、ビットコインで「元本5万円→運用益込10万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「積み立ての設定のみして、入用なときは価格を気にせず切り崩していたため、細かい推移はよく分からない」といいますが、所感としては「コロナが収束した2023年末から急に資産が増えていったように感じる」「オール・カントリーや米国株関連の投資信託も、2022年に一時的に落ち込むも、元の水準に戻ってきた」と語っています。
41歳・年収550万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として「金融や世界情勢などにも詳しくなれる」ことを挙げ、「日本円で貯蓄することもある意味、100パーセント日本円に投資をしているようなものだと、今では理解出来る。資産は円換算で見れば増えているように見えるが、どちらかと言えば資産を守れている、という認識」と説明。また「積み立てを開始したことで、資産に対する考え方がガラリと変わった。それ以前までは、資産どころか借入があったほどだったが、今では着実に年間100万円ずつは資産を増やすことが出来ている」と振り返ります。
ご自身については「消費についてはとにかく熟考し、見送ることもしばしば」と慎重な部分がある半面、「投資に関しては、暴落暴騰があると冷静な判断ができなくなる」と認識。
実際に「慌てて売却したものほど、たいてい値を戻すし、慌てて買った物ほど値を下げる」というような状況も経験し、「長期目線で戦略を決めて、折れずに続けることが大事だと思うようになった」と現在の方針に至ったのだそう。
今では「長期の積み立ては一度決めたら変更しない」と決めており、「なるべく分散投資する」ことも意識しているといいます。
新NISAについては、「旧NISAの銘柄から、そのまま変更なく利用している」、併せて「今持っている個別株も買い直すことを検討している」と教えてくれました。
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